神学的の間
今日の図書館の中で最も古い部分は、 1671年から1674 年にかけて造られた
神学の間です。ここには進学的な文書や様々な翻訳、様々な版の聖書があります。部屋は
初期バロック時代に建てられており、そのフレスコと漆喰でできた天井の装飾などで見学者を魅了しています。
哲学の間
アーチ型のメインホールは修道院図書館の中で最も大きい空間で、32 メートルの10倍の広さがあります。
建物の2階分ぐらいの高さがあり、見るものに壮大な印象を与えます。1783年から1785年の
バロック最盛期に建築されました。哲学の間では本以外にも装飾豊かな家具を、そして天井には人類の精神的な発展を題材にしたフレスコ画をみることができます。
珍品の棚
2つの間を結ぶ廊下には、
現代でいう博物館にあたる珍品の棚があります。その昔修道院を訪れた重要人物たちは、珍しい自然や不思議なコレクションなど、当時は学術研究の対象であったものを鑑賞することができたのです。