ノヴィー・ボル近郊のリンダヴァにあるアイエト・ガラス工房では、世界中のアートギャラリーで見ることができる高級かつ独創的なガラス作品を製造しています。
AJETOガラス工房は、1990年代初頭にリンダヴァの旧織物工場の跡地に建設されました。創設者の一人は著名なチェコの建築家兼デザイナーであるBořek Šípek(ボジェク・シーペク)でした。
このガラス工房は一般公開されており、訪れるすべての人がギャラリーから、ガラスを扱うことの難しさを間近で見学できます。さらに、実際にガラス職人の仕事を体験することも可能で、吹き竿を使って自分だけの特別なガラス製品、例えばビアグラスや花瓶を作ることができます。
AJETOガラス工房のアート作品は、元アメリカ大統領ビル・クリントンや歌手のミック・ジャガーなどの著名人のコレクションにも含まれています。また、ヴァーツラフ・ハヴェルもシーペクの作品の愛好者でした。
このガラス工房では、ツール・ド・フランスのトロフィーやタリエ賞(チェコ国内の演劇賞)のトロフィーのほか、大規模な照明インスタレーションのパーツ、一部のデザイナー照明器具、飲用グラスや装飾用ガラスなどを制作しています。ここでは、ガラス職人たちが「キャンディ」と呼ばれるカラフルなグラス、氷を思わせる「フローズンボウル」、石を連想させる「クリスタルロック・ベース」と呼ばれる花瓶などを生み出しています。
また、ガラス工房内にあるスタイリッシュな「AJETOガラス工房パブ」では、心地よいひとときを過ごしながら、美味しい軽食や家庭料理を楽しむことができます。そして、訪れた記念にぜひガラス製のお土産を手に取ってみてください。
このガラス工房は現在、LASVIT の一部となっています。同社は息をのむような美しさのガラスインスタレーションや、独創的な照明器具、ガラスコレクションで世界を魅了しています。
住所
Ajeto spol. s r.o.
Lindava 167
471 58 Lindava
Lindava 167
471 58 Lindava