植物園は、ヴルタヴァ川右岸、トロヤ城 と プラハ動物園 の近くに位置しており、その面積は50ヘクタールにおよんでいます。園内には有名なグリーンハウス「ファタ・モルガーナ」のほか、葡萄園、日本庭園など屋外展示スペースもあります。
プラハの熱帯雨林
熱帯グリーンハウス「ファタ・モルガーナ」は、岩山の中に造られた、ユニークなS字形のモダンな建物です。ここでは、ハウスの背景を形成する自然の山肌が、植物の植え付けに利用されています。ハウスの内部は、その室温と湿度により、乾燥熱帯・亜熱帯、低地熱帯雨林、そして高山寒冷地帯の3つの独立したパートに分かれています。
野外展示と葡萄園
屋外植物園は、ヴルタヴァ川に隣する盆地に位置しています。ここには瞑想にぴったりの、静かな日本庭園、地中海の植物コーナーとなっているスロープ、中欧湿地あるいはアジア、北アメリカの森林ビオトープなどが見られます。近年これに再興されたサラプカ葡萄園そして聖クラーラ葡萄園とその葡萄園館が加わりました。これにより、素晴らしい 地元のプラハ・ワインを、植物園の静寂と深緑の中で味わうことができるようになったのです。
住所
Botanická zahrada hl. m. Prahy
Trojská 800/196
171 00, Praha 7
Trojská 800/196
171 00, Praha 7