クレメンティヌムはプラハの複数の歴史的建築物からなる複合体として、プラハ城に続き2 番目に大きなものです。その設立時から現在に至るまで機能し続けている、教育と文化の中心地です。チェコ国民図書館がこの場所に200 年以上にわたって所在しており、そのコレクションの中でも貴重な文書全てがここに保存されています。同時に、所蔵にはこの200年間に発行された全ての本、雑誌、新聞をみることができます。
クレメンティヌムの広大な敷地は、プラハ歴史地区の中心地、カレル橋の旧市街側に位置しています。2ヘクタールの面積に建設された、チェコ国内で最大級のバロック様式建築物の複合体の1つです。見学の上で最も魅力あるものに数えられるのは68mの高さの天文塔で、ここからプラハ歴史地区の美しい眺めが楽しめます。また、国内では他に類のない、豊かな装飾やたくさんの鏡が施された鏡の礼拝堂も見どころです。 更には、バロック様式の図書館ホールもあり、ここにはチェコ素晴らしいフレスコ画の装飾と古く価値のある大きな地球儀がいくつかあります。ほかに、18世紀の間に鏡の礼拝堂に設置された、2つのパイプオルガンもご紹介しておくべきでしょう。
思い出に残るバロックの至宝の見学
バロック様式を堪能する見学コースでは、天文塔やバロック様式の図書館ホールをみることができ、毎日午前10:00から開始となっています。鏡の礼拝堂で特に催しがなければ、そちらも見学できます。ここでは頻繁に、国内外のトップアーティストによるジャズやクラッシック音楽のコンサートが行われています。鏡の礼拝堂の上には、もう1つのバロックの真珠があります。これが、素晴らしいフレスコ画の装飾と、いくつかの古く貴重な大型の地球儀で飾られた図書ホールです。イエズス会がもともとの目的のためにクレメンティヌムを利用していた時代から、白い背の本がこの場所におかれています。元々の目的、とはプラハの人々の間に教育を浸透させることにありました。住所
Křižovnická 190 Karlova 1 Mariánské nám. 5 Praha 1