プラハ城から徒歩五分程度の場所にあるロレタ広場には、ほぼ400年近くロレタという興味深いバロック巡礼の場所があります。
構内には、サンタ・カーサ(聖質)を中心とした回廊、幼子イエスの巡礼教会があり、教会の塔には、世界的に有名な歌を奏でる27個の鐘が設置されています。この歴史的に価値のある27個の鐘が、周囲の民家の屋根の上で初めて響いたのは1695年8月15日でした。このロレタ教会で一番の目玉は、ロレタの宝物が展示されている金庫です。300もの芸術品の一つのダイアモンドの聖体顕示台は、ウイーンの金細工職人が17世紀の終わりごろ作成した特に注目に値するものです。