ベジタリアンもチェコで満足
ベジタリアン、ヴィーガン、フルクトリアン、他の野菜中心食に精通した全ての人に朗報です。肉を愛する国でも、あなたにピッタリな場所を見つけ、健康的食品やスペシャリティを色々味わえます。「ノーミート」メニューはフライドチーズ、だけの時代は終わりました。一緒に試しに行きましょう。食通だって唸ること間違いなし。しかも、10月1日は世界的にベジタリアンの日が祝われているのです。

プラハでのベジタリアン

野菜だけを調理するビストロやレストランがチェコ中にどんどん増えています。しかも、普通のチェコ料理店でベジタリアン・メニューを楽しめることは特筆に値するでしょう。多くのレストランがベジタリアン・メニューを増加させており、あなたのお好みに合わせてコースをアレンジしてくれます。ウエイターさんに、ご希望を伝えてみてください!



フレッシュで健康に良く、四季折々地域特産の素材を美味しく料理し、ベジタリアン・フードにオリジナルの概念で取り組む、サステナブルに配慮した店。こんな店の1つがグリーン・ビストロのGreen Tableです。このレストランは若芽やハーブを育てる水耕栽培農場を併設しています。Green Tableはプラハ中心部、マサリク鉄道駅そばにあります。

カフェ・サヴォイ(Café Savoy) にはベジタリアン・モーニングがあります。素材の質にこだわるパプリカ(Paprika)というレストランでは、地中海風料理やフムスをお楽しみいただけます。プラハスミーホフにあるTaroという東アジア系レストランも、ベジタリアン・フードに力を入れています。



プラハの歴史的中心地区には、ブームより以前からベジタリアン・フードを提供し続けている店が2軒あります。旧市街広場そば、マジカルな魅力を放つティーン通りにある店、マイトレア(Maitreaレフカー・フラヴァ(Lehká hlavaです。レフカー・フラヴァは、天井に星空が描かれた落ち着いた空間で、世界中の食べ物にインスピレーションを得たメニューを提供しています。芸術的ニュアンスのインテリアのためだけでも訪れる価値があるでしょう。

お皿の上の世界の欠片

ベジタリアン・フードのビストロチェーン、Dhaba Beasも絶対に裏切りません。チェコ国内の様々な場所で展開しており、プラハには複数の店舗があります。同じ様に知られているインターナショナル・ヴィーガン・ビストロチェーンは、Forky's。サステナブルな飲食・生活スタイルに力点を置いています。この、野菜だけを使ったビストロは、プラハブルノリベレツ、そしてオストラヴァにもあります。



リベレツで有名な地域ギャラリー(Oblastní galerie) に行く機会に、ファミリー経営のビストロ・カフェのミキナ(Mikyna) に立ち寄ってください。オストラヴァの中心地ではヴィーガン・ビストロの猫たちのやり方 (Kocouří způsoby) を、ブルノではレビア(Rebia) ピルグリム(Pilgrim) 、そしてオロモウツでは人気のGreen Barをお試しください。サラダを食べるなら、ミクロフに近い南ボヘミアのワインヤードのある美しい環境にあるカフェ・ファラ(Café Fara) へどうぞ。チェスキー・クルムロフではスタイリッシュなレバノン系ベジタリアン・レストランの、ライボン(Laibon) に立ち寄れます。UNESCOのリストに登録されていて南ボヘミアの真珠と言われる美しい場所にあります。

市場と果樹園へ

レストランやビストロ以外にも、ファーマーズ・マーケットで生産者から直接、美味しい食材を求めることができます。秋の収穫祭やマーケットでは、リンゴ、プラム、カボチャなどの食材に出会えることでしょう。ツテェニツェ(Ctěnice) の城館エリアで行われるリンゴの収穫と果汁絞りは、恒例の催しです。チェスケー・ブデョヴィツェ(České Budějovice) で行われるプラム市場(1010日から12)、あるいはプラハ・トロヤの植物園(trojská botanická zahrada) で開かれるカボチャの秋1011日から31)は毎年人気の催しです。



国内の様々なファーマーズ・ショップは、ベジタリアンやヴィーガン・フード愛好家の皆さんを必ずや喜ばせること間違いなし。普通のスーパーマーケットでも「グリーン」フードの取り扱いが増えています。プラハには国内初のベジタブル・ミート専門店がオープンしました。ベズマスナ(Bezmasna)というお店です。

ヴィーガン・アイス

地元のアイスクリームショップも、ヴィーガン製品を販売しています。プラハで展開しているアイスクリームチェーン、Puro GelatoAngelatoなどもヴィーガンの方々向けに「スペシャル」を用意しています。