1. 全ての道はプラハに続く!
首都プラハへのお出かけは、チェコ人なら問答無用に「義務」と言ってもいいもの。もちろんイヤイヤながらする義務ではありません。たとえちょっとはプラハの悪口を言うことがあったとしても、本当は憎み切れないのです。だって、プラハはとにかく素晴らしいのですから!いずれにしても、プラハに行くなら一生に一度はやってみるべき7つのことは不文律。あなたもどうですか?
プラハですべきこと
国民博物館へ行く
カレル橋を渡る
ヴァ―ツラフ広場の「馬の下」でデートの待ち合わせをする
ペトシーンの丘にある「チェコ製エッフェル塔」の下で彼氏・彼女とキスをする
国民劇場で舞台を観る
旅行のヒント:混雑や長蛇の列なくプラハ城を堪能したい?だったら違う時間の見学(朝や夜の時間を選ぶ)をしましょう。観光客がほとんどいない聖ビート、聖ヴァ―ツラフ、聖ヴォイチェフ大聖堂、旧王宮、そして黄金の道をまわることができます。
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Kde je nejbližší stanice metra? 最寄りのメトロ駅はどこですか?
Kudy k orloji? 天文時計へはどこを通って行きますか?
Kolik to stojí? いくらですか?
2. チェコ最高峰を踏破しよう
「スニェシュカを踏破する!」これは、どのチェコ人も一生に一度はやるべきことのリストに上がっているはず。あなたも、旅行のアイテナリーにチェコの最高峰への登山を加えてください!何かを成し遂げなさいということではありません。むしろ、素晴らしい経験になることは確実だからおすすめします。クルコノシェ国立公園クルコノシェ国立公園の絵のように美しい自然は、とにかく素晴らしいのです。
インドア派でも大丈夫
あなたがスポーツ好きでないからと言って、スニェシュカをあきらめる必要はありません。頂上までロープウェーで行くこともできるのです。ペツ・ポト・スニェシュコウから山頂に向けて、ベビーカーと一緒でも上がれます。もちろん車いすの旅行者でも問題ありません。
旅行のヒント:スニェシュカの頂上近くにあるクルコノシェで一番古い山小屋、ルチュニー・ボウダには、中欧で最も高い高度の場所に位置するビール醸造所もあります。しかもビール風呂まで楽しめますよ。
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Kudy na Sněžku? スニェシュカに行くには、どこを通ればいいですか?
Kde je lanovka? ロープウェーはどこですか?
Kudy k turistické chatě? 山小屋へどこを通って行きますか?
3. バチャ、あるいはどの家族にもピッタリなバチャの靴って?
バチャの靴を履いたことがないチェコ人はいないはず。世界的に有名な靴メーカー創設者である彼の遺産を、全国民が誇りにしています。それは靴だけでなく、彼が遺したもの全てに当てはまるのです。バチャにまつわる多くのものに影響を受けているのは、主に東モラヴィアの人たちですが、世界中の多くの国々でも同様です。
バチャのズリーン
バチャの偉業を辿ってズリーンへ。チェコの東に位置する町は、世界初「大型靴メーカー」の1社である会社のおかげで、機能主義建築にあふれた近代都市になりました。バチャの工場敷地内やエレベーター内に作られた独特な事務室があるズリーンの摩天楼、バチャが墜落事故で亡くなった際に乗っていた飛行機の模型も見られるトマーシュ・バチャ記念碑、バチャの邸宅、労働者居住地区にある典型的な赤レンガ造りの家々などを見ることができます。
旅行のヒント:バチャ運河も忘れずに。チェコ国内最大の人工水路です。運河を船で行く、あるいは運河の流れに沿った道をサイクリングするなどして楽しんでください。
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Pozor, máte rozvázanou tkaničku. あ、靴紐がほどけていますよ。
Kde je tady obuvnictví? この近辺に靴屋はありますか?
Kudy do Svitu? スヴィトにはどこを通って行けばいいですか?
4. フェスティバルにオストラヴァへ
カラーズ・オブ・オストラヴァあるいは ビーツ・フォー・ラヴを知らないチェコ人はいないでしょう。18歳から50歳までのチェコ人の大多数は、これらの素晴らしい夏の音楽フェスティバルのどちらか1つに行っているはずです。
インダストリアルな衣服をまとった巨人たち
どちらのフェスティバルも、オストラヴァにあって印象深く世界的にもユニークな、昔の製鉄所・鉱山を生かしたインダストリアル空間-ドルニー・ヴィートコヴィツェで行われます。その時期は7月。そしてどちらも本当の意味で「巨人」です。マルチジャンルのカラーズ・オブ・オストラヴァはこの分野では世界最大かつ最高のフェスティバル。また、ビーツ・フォー・ラヴは中欧最大のダンスミュージック・フェスティバルの1つです。あなたもこの音楽の祭典を楽しんでください!
旅行のヒント:2023年10月1日から6日まで、オストラヴァでは更に違うフェスティバルが行われます!欧州で特に注目の人形劇フェスティバルの1つ、スペクタキュロ・インテレッセです!
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Kde jsou toalety? トイレはどこですか?
Jeden bramborák, prosím. ブランボラークをひとつください。
Ahoj, můžu tě pozvat na pivo? やあ!君にビールをごちそうしてもいい?
5. トヴァルーシュキをどうぞ―チェコで唯一のオリジナルチーズ
どのチェコ人もこれが好き。それどころか、多くの人はこの愛好家だと言えます。とにかくこれはよく知られていて、皆、今までに少なくとも1度は食べたことがあります。チェコで唯一のオリジナルチーズーオロモウツ・トヴァルーシュキです。
ピザやアイスクリームにも?
このチーズは400年以上にわたって、世界でただ一か所、オロモウツのロシュティツェで作られています。他のチーズにはない、強い味わいと独特の強い香りがします。普通はパンと一緒にいただきますが(一番おいしいのはもちろん、チェコビールのお供にすることです!)、全国のレストランの多くではフライにしてみたり、ピザのトッピングに使ったりしています。トヴァルーシュキ博物館があるロシティツェには、このチーズのアイスクリームを味わうことだってできるんです!
さて、あなたはこの香り高い美味しいチーズの虜になる?それとも強く拒否するほうでしょうか?
旅行のヒント:スリムな体系を心がけていますか?だったらトヴァルーシュキはあなたにピッタリ!トヴァルーシュキは低脂肪、高プロテイン食です。あ、でも飛行機内には持ち込まない方がいいですよ…。
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Dobrou chuť. いただきます。
Jedny tvargle, prosím. トヴァルーシュキをひとつください。
Mňam, chutná mi to. わぁ、おいしい。
Moc mi to nevoní... あんまりいい匂いだと思えない…。
6. チェコビールを求めてプルゼニュへ!これ、あたりまえでしょ…
チェコビールがチェコらしいものトップセレクションに入らないと思っていませんか?もちろん、思っていないですよね😊。…とはいっても、ただビールを飲みにきてくださいという話にはなりません。だって、チェコ産の黄金の液体は、もう世界中の人が口にしているんですから。でも、500mlのビールを一気飲みしろ、と言ったら?これはもう、チェコ人らしさを試されています!そしてこの課題をこなせるのはビールカテゴリーで一番人気の、ピルスナーラガーという世界的伝説が生まれた土地以外にあり得ませんね?さあ、プルゼニュへ!
もちろんプルゼニュのビール醸造所の見学は必須。見学コースにはもちろん、テイスティングも含まれます。でも、さっきの課題をこなすためだったら、むしろローカルの居酒屋に行くことをお勧めします…。
旅行のヒント:プラハからプルゼニュに行く時間が無くても大丈夫。プラハの中心で2023年話題の場所が待っています。ピルスナー・ウルケル: ザ・オリジナル・ビール・エクスペリエンス。ピルスナー・ウルケルの新しい見学センターです。
役に立つフレーズ。チェコ語ではなんて言うの?
Jedno pivo, prosím. ビール1つください!
Jasně, že si dám další. もちろん、次を飲むよ。
Až do dna! 飲み干そう!
A na ex! イッキ!