2025年チェコ国内旅行ニュース
2025年のチェコは、観光ニュースが盛りだくさんです。プラハと結ぶ新しい鉄道路線、歌手カレル・ゴットの博物館、あるいはセセッションを代表する芸術家アルフォンス・ムハの博物館など。また、様々な見どころがリニューアルオープンします。歴史、文化、スポーツ、自然などが好きな人、更には静けさを求める巡礼の旅を目的とする人、誰もがお望みの場所を見つけられるはずです。様々な場所をご紹介します!

バルティック・エクスプレスとトロント便



まずは交通に関するニュースから始めましょう。欧州列車の路線に、ポーランドとプラハを結ぶ路線が加わりました。グダンスク-ポズナニ-ビドゴシュチ-ヴロツラフから、手軽にプラハパルドビツェに行くことができます。この路線を走るバルティック・エクスプレスと名付けられた列車は、毎日4往復しています。更に、プラハとブリュッセルを結ぶ夜行列車、ユーロピアン・スリーパーも加わりました。これ以外に、アムステルダムロッテルダムアントワープとプラハの間も列車で結ばれています。

百塔の町であるチェコの首都と、ヨーロッパの中心都市や世界的に有名な地域の多くを結ぶ便利な航空路線もあります。2025年、プラハのヴァーツラフ・ハヴェル空港とカナダのトロントの間には、直行便が結ぶようになります。

新しい博物館:ゴット、ムハ、更にモーツァルトも



チェコの首都プラハには、多くの耳よりなニュースがあります。チェコだけでなくドイツ、オーストリアやスロバキアでも愛された有名なチェコ人歌手、カレル・ゴットプラハのベルトラムカにある邸宅は、2025年の半ばに新しく彼の博物館としてオープンします。

また、プラハのサヴァリン宮殿内には、セセッション芸術の巨匠であるアルフォンス・ムハの芸術と生涯についてまとめられた博物館がオープンします。また、プラハ市博物館も大規模な改修工事を経てリニューアルオープンされます。クラッシック音楽や壮大な物語を愛する人ならば、世界的に有名な作曲家、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトを楽しく紹介する、インテラクティヴ・ミュージアムに行くのもいいでしょう。プラハ歴史中心地区のマラー・ストラナにある展示は、最新のテクノロジーを駆使し彼に関する数十点の品を紹介しています。
 
モーツァルトは、チェコ音楽に明らかな痕跡を残し、プラハで代表作の一つを生み出しました。これについてはこの記事で詳しく紹介しています。

川が歌う時…



ヴルタヴァ川はチェコの自然やプラハという町に、明らかな印象を与えています。ベドジフ・スメタナが生んだ、世界的に有名な交響詩ヴルタヴァ(モルダウ)の初演から150年目にあたる今年(スメタナの記念の年であった2024年は、チェコ音楽の年と定められていました)、国内の様々な場所で特別な催し物が行われます。202571日から1031日までの期間、自然が美しいシュマヴァにあるヴルタヴァ川の源流から、プラハを抜け、ヴルタヴァ川と人気のサイクリングロードのエルベ・コースがあるエルベ川が合流するムニェルニークの町まで、ヴルタヴァ川に沿って特別なリレーが行われるのです

 
このテーマに沿った展示中、メインになるのはプラハ城内の乗馬場で開催される展覧会です。ここでは、チェコ音楽、歴史、芸術と結びつけて紹介されます。様々な場所を巡る水は、その最終地点として展覧会に設置されるガラスの心臓の中に注ぎこみます。これが、この文化プロジェクトのメインシンボルとなるのです。


もう一つの音楽関係のニュースは、ネラホゼヴェス城内にある、美しくモダンに改修されたアントニーン・ドヴォジャークの生家がオープンすることでしょう。ネラホゼヴェスへは、プラハから列車で快適に行くことができます。列車の車窓を流れるロマンチックな景観だけでなく、ドヴォジャークの音楽と彼の故郷の独特な雰囲気が組み合わさった展示も、皆さんを待っています。城やインタラクティブな展示がある博物館に、是非訪れてみてください!

国内初のトワイヤンの作品保管庫

ブルノモラビア・ギャラリーは、6か所目の拠点があります。国内では初の一般公開している保管庫です。ここでは、どのように芸術作品が保管されているのか、ギャラリーのスタッフがそれらをどのように扱い、貸し出しの準備をし、デジタル化し、国外へ出すための登録をし、清掃しているのか見学することができます。ガイドツアーの際にはエミル・フィラトワイヤン他、様々な巨匠の作品を目にすることもできるのです。しかも、ブルノには新しく川岸の遊歩道ができます。国内第2の都市を彩ること間違いないでしょう!

他には?

国内で特にフォトジェニックな巡礼地の1の改修工事が終わりました。ジャール・ナド・サーザヴォウ(Žďár nad Sázavou)のゼレナー・ホラ(Zelená hora)、聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会(kostel sv. Jana Nepomuckého)です。この教会はUNESCO文化遺産指定を受けています。同時に、聖歌隊の古いパイプオルガンも改修されました。庭に面する改修された回廊に設置されている、十字架の道を芸術的に造形化した新展示も見学することができます。

国内にある他の有名な巡礼の地も、改修工事の最中です。幼子イエス像で有名なプラハのバロック様式教会、勝利の聖母マリア(kostel Panny Marie Vítězné) も同様です。

歌う噴水とデジタルのナポレオン



マリアーンスケー・ラーズニェでは、2025年春から再び、歌う噴水を楽しめるようになります。南ボヘミアの真珠といわれるチェスキー・クルムロフでは、改修されたロココ様式の夏の宮殿ベラリエが町を彩り、スラフコフ・ウ・ブルナ(Slavkov u Brna) の城館内にあるかつての馬の厩舎には、新しく3皇帝の戦いの展示が設置され、スラフコフの戦いを模したミニチュアを見学し、ナポレオン本人に質問をすることもできるようになります。

スポーツ好きに朗報です。オルリツケー・ホリにあるトレ-ルセンターの、バイク・パーク・ムラデ-・ブキ(Bike park Mladé Buky)は、更に大きくなります。マウンテンバイク愛好家はここが必見です。

新しいホテルと観光名所



2025年、高級ホテルの中に新しくフェアモント・ゴールデン・プラハ (Fairmont Golden Prague) が加わります。かつてインターコンチネンタル・ホテルだったブルータリズム建築の建物は、ヴルタヴァ川や歴史的な素晴らしい建築物の数々を一望できる、首都の中心部に位置します。プラハには更に、セセッション様式のホテル、エヴロパがリニューアルオープンされています。国民博物館そば、ヴァーツラフ広場にあり、新しくW Pragueと命名されました。