プラハ城
世界最大級の敷地を有する城プラハ城は、通常冬季もオープンしており、城内の旧王宮、聖イジー教会、プラハ城美術館、皇帝の厩舎(展示会会場)、そして
聖ビート大聖堂などの内部もご見学いただけます。開館時間は大半が16時までとなっています。
カルルシュテイン城
プラハ近郊に立つ壮大な古城・
カルルシュテインは、
チェコの戴冠宝物や聖遺物のコレクション保管の場、そして重要な訪問客を迎える場として、皇帝カレル四世により建てられたものです。冬季(金曜日から日曜日までの間)も、城内、皇帝カレル四世が私的・公的な目的に使用した空間を見学することができます。
ムニーシェク・ポド・ブルディ城
中央ボヘミアの町、
ムニーシェック・ポド・ブルディに立つ古典主義建築の城は、貴族の居城として20世紀半ばまで使用されていたため、今もこの時代の雰囲気を色濃く残しています。見学コースでは、近年の城主たちが使用した私室、および公的目的の部屋を紹介しています。見学には是非週末にお出かけください。5人以下のグループであれば、予約の必要はありません。
ジェテニツェ城
プラハから北東に行ったところ、
チェスキー・ラーイと呼ばれる地域に来られる機会がありましたら、バロック式の城、
ジェテニツェ城に是非お立ち寄りください。冬季は週末10時から17時までオープンしており、お子様向けに「メルヘン・コース」と題した見学コースも用意されています。敷地内には城のほか、21世紀から中世へのタイムスリップが体験できる
中世の居酒屋、あるいは
中世の雰囲気が味わえるホテルもあります。また城の隣には、ビール醸造所の歴史的な建物がありますが、ここでは現在もジェテニツェ城オリジナルのビールが造られています。
ロウチェニュ城
広大な英国式庭園に囲まれ、迷路やその他様々な見どころを擁する、中央ボヘミアに位置するバロックの城、
ロウチェニュ城は、一年中一般公開されています。この城の歴史は、貴族
トゥルン=タクシス家と深い関係にありますが、この一族は
郵便、交通部門の中心的存在であったことで知られています。ロウチェニュ城には、オーストリア皇帝フランツ一世、米国の作家マーク・トウェイン、あるいはチェコの国民的作曲家ベドジフ・スメタナ等
数々の著名人が訪れています。貴方もこの城を訪ねて、タクシーという言葉の由来、あるいは欧州最大の競馬障害競走、ヴェルカー・パルドゥビツカーの発祥経緯などを探ってみませんか。
ズビロフ城
プラハとピルゼンの間に位置するズビロフ キャッスル ホテルでは、冬季 (1 月を除く) に城のツアーを開催しており、城の歴史について詳しく学ぶことができます。フリーメイソン・ホール、あるいは
アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が
有名な「スラブ叙事詩」を完成させた広間などを紹介しています。また貴重な展示品を介して、テンプル騎士団の歴史を知ることもできます。見学コースは、毎日10時から17時まで実施されています。
ロケット城
西ボヘミア、カルロヴィ・ヴァリ近郊に立つ
ゴシック式の
ロケット城は、チェコ国内で最も美しい古城の一つとされています。三方をオフジェ川に囲まれた切り立った岩壁の上に建てられたこの城は、皇帝カレル四世が、わずか3歳のときにここに幽閉されて以来、しばしば滞在していた場所としても知られています。城内はユニークな展示品がそこここに見られますが、中でも陶磁器の広範なコレクション、および歴史的武器・銃器のコレクションは特に見応えがあります。更にここでは、1422年にロケットの町に落下した隕石も見ることができます。ロケット城は、冬季も毎日16時までオープンしています。
フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城
南ボヘミアのロマンチックな
フルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城は、チェコで
最も美しい城館の一つに数えられています。冬の見学コースでは、狩猟の食堂、食事の準備室、あるいは最後の城主、アドルフ・シュワルツェンベルク博士の部屋など、シュワルツェンベルク家が四代に渡って使用した居住区を紹介しています。また城内には、人の移動用、そして荷物用のエレベーターもあります。フルボカー城は、冬も月曜日以外は毎日オープンしています。
スィフロフ城
北ボヘミアの
リベレツ近郊に位置するネオゴシック様式の
シフロフ城は、フランスの貴族、
ロハン家の居城として使用されていました。城内の部屋に置かれている家具、絵画などの調度品は全てオリジナルで、また部屋の大半が素晴らしい彫刻で装飾されています。シフロフ城には数々の著名人が滞在しましたが、有名なチェコ人作曲家
アントニーン・ドヴォジャークもその一人でした。またここでは、児童向けの映画も数多く撮影されています。冬季、城は月曜日も含めて毎日、14時までオープンしています。
レドニツェ城
南モラヴィアの
レドニツェ城は、チェコ国内でも最も観光客に人気のある城の一つです。この城は、
リヒテンシュタイン公爵家の夏の離宮として使用されていました。城はユネスコ世界遺産に登録されている
レドニツェ=ヴァルチツェ地区の一部を成しています。冬季は、1月を除き、毎週末オープンしています。冬の見学コースでは、1階の公的空間で、
美しい装飾が施された天井、木製のパネルがはめ込まれた壁、そして欧州でも類のない
見事な調度品をご観賞いただけます。これらの空間は、欧州貴族向けの社交行事、舞踏会などに使用されていました。
スラティニャニ城館
城館、
UNESCOの保護下にある馬 を飼育する
繁殖場 、 イギリス庭園、多くの競技場を擁する森、鹿とムフロンを飼育する囲い、桜並木や栗並木、更に
世界最大の馬学コレクションを有しています。たった数ヘクタールの土地に、これほど沢山の興味深いものが揃っているところは他にないでしょう!しかも、城館も繁殖場も、冬の時期にもオープンしているのです。
冬の城館見学コースでは、ゲストルームだけでなく、
厨房を備えた地階を見ることもできます。見学は、木曜から土曜までの9:00から15:00まで可能です。そして、 スラティニャニの繁殖場では?
クラドルビ馬種牡馬の厩舎、歴史的馬車を保管する馬車展示室、歴史的な鞍の展示室などを、冬の見学コースの枠内で水曜から金曜の10:00から14:00までの間に見学することができます。
ジャール・ナド・サーザヴォウ城館
ジャール・ナド・サーザヴォウ城館 の歴史を刻んだのは、現在の所有者であるキンスキー家だけでなく、
シトー会の僧侶たちあるいは近郊にあって
UNESCO世界遺産に登録されている ゼレナー・ホラ巡礼教会 の作者である、天才的
建築家のサンティニ ででしょう。その昔に修道院だった城館の全エリアを本当に理解するためには、当地で
最新テクノロジーを駆使してインタラクティヴな展示を行う
新時代博物館 に行ってみてください。そこに入ってみれば、
中欧で最もクリエイティヴな博物館のタイトルを得た理由がわかります。もちろん城館で行われる通常の見学、例えば「サンティニの軌跡」などに参加してもよいでしょう。修道院の壁の向こうの見学では、
13世紀のシトー会修道院はどのような様子だったのか、そこでどのような生活を送っていたのかがわかります。城館の開館時間は火曜から日曜までの9:00から17:00までです。