春の祝祭・イースターをチェコでお過ごし下さい
復活祭(イースター)は、キリスト教カトリック教会の最大の祝日です。チェコでは復活祭のマーケット、プラハ城の復活祭ミサや、特別観光をお楽しみ頂くことができます。チェコの復活祭は、訪れた方にとって忘れられない特別な体験になるでしょう。 首都プラハ市内の広場には100店にも及ぶ復活祭の屋台が立ち並びます。また、プラハ城の聖ヴィート大聖堂での復活祭ミサに参列することもできます。プラハだけではなく、Olomouc, PlzeňやVelehradまで足をのばせば、さらに素晴らしい経験ができます。

チェコのいろいろな都市での復活祭マーケットI

プラハ市内では、三か所で復活祭マーケットが開かれ、いずれも徒歩で気軽に散策できます。Náměstí republiky広場では4月6日から4月28日まで、旧市街広場では4月6日から4月28日まで、そしてヴァーツラフ広場は同じく4月6日から4月28日までマーケットの屋台が設営されています。それぞれの広場には全部で100店以上の露天商や屋台が立ち並び、復活祭独特の春のお土産や地方の特産品を目にすることができます。

そして、そこでは伝統的な手作りの工芸品や民芸品の制作実演もご覧いただけます。例えば、チェコの復活祭独特の、柳の枝で編んだ鞭、卵の飾り、鍛冶屋の伝統的な技などの実演が毎日行われています。また、伝統民謡、踊り、習慣などを紹介する民謡のグループ、民俗芸能ショーもご覧いただけます。ユニークなセルフィーでも撮れる写真コーナーも設置されていますから、自慢の記念写真を撮っていただけます。また、プラハ城内でも、4月5日から5月5日までの間、復活祭関連のイベントがいろいろ企画されています。
 
モラビア地方のブルノ市では、Svobody広場で、4月12日から4月21日までの間、例年の「復活の祝祭」が行われます。40店以上の露天屋台では、籠などの枝編み細工品、イースターの柳鞭、陶芸品、アクセサリー、装飾品や、色鮮やかなイースターの卵などがお買い得です。さまざまな軽食スタンドや地元のワインなども是非お試しください。

その他の都市での復活祭マーケットは、Plzeň(ピルゼン)市(4月11日~4月22日)、Český Krumlov(チェスキー・クルムロフ)市(4月18日~4月22日)、Ostrava(オストラヴァ)市(4月15日~19日)とOlomouc(オロモウツ)市(4月21日)など、チェコ各地で開催されておりますので、チェコ国内のいろいろな地方でお楽しみいただけます。

古城で祝うイースター

チェコでは、春の祭典・イースターのユニークな祝い方も楽しめます。例えば古城や城館でイースターを堪能するというのはいかがでしょうか。中央ボヘミアロウチェニュ城では、4月1日から4月28日の期間、イースターの装飾がなされた城を見学し、およそ100年前、トゥルン=タクシス侯爵家でどのようにイースターの祝いがなされたのかを知ることができます。イースターの週末には、侯爵家の末裔自らの案内により城の内部が見学できるという特典付きです。また同じく中央ボヘミアのクシヴォクラート城では、「大公のイースター」(4月19~21日)と題した祭りの行事が行われます。ここでは例年同様、イースター・マーケットで民芸品など様々な品、そして美味しい食べ物、飲み物をお買い求めいただけるほか、第一の中庭では、一日中イースターの出し物をお楽しみいただけます。
このほか、イースターの特別見学コースは、南ボヘミアダチツェ城(4月19~22日)、あるいは中央モラヴィアのボウゾフ城(4月19~22日)でもご体験いただけます。
4月13日(土)には、北モラヴィアシレジア=オストラヴァ城内でイースターの民芸市が開催されます。ここでは民芸品販売のほか、工芸作りのデモンストレーションも行われます。またイースターのポムラースカ(鞭)を柳の若枝で編んだり、卵に色をつけたり、あるいはマグカップを作ったりと様々なイースター体験もお楽しみいただけます。.
この時期南モラヴィアに行かれることがありましたら、是非ヴァルチツェにお立ち寄りください。ヴァルチツェ城では、イースター(4月19~22日)に様々なプログラムを用意して皆様のお越しをお待ちしております。城内および城の劇場の見学のほか、クラスリツェと呼ばれる、美しく彩色された巨大なイースター・エッグの展示会、城内礼拝堂で開催されるコンサート、あるいは城内庭園の馬車乗り、中庭でのツィンバロム演奏とワイン試飲会などをお楽しみいただけます。4月20日(土)には同時に、ヴァルチツェのワインケラー、地下室を巡るワイン巡り祭りも開催されますので、こちらにも是非ご参加ください。
 

復活祭のミサ

チェコでは、純粋で、厳粛な復活祭のミサの雰囲気を体験していただくこともできます。例えば、プラハ城の聖ヴィート大聖堂でのミサです。堂々とした威厳ある大聖堂でのミサは、霊的で、神聖な気持ちを味わっていただけるはずです。
ヨーロッパでも有名なバロック建築の傑作であり、巡礼地としても有名なSvatá Hora修道院は、Příbram市の丘の上に300年以上その美しい姿を保っています。そこでは、4月21日と22日に地元の合唱団によるミサとコンサートが開催されます。しかし、もしどうしてもチェコで一つだけミサに参列してみたい、というご希望であれば、お薦めは、Uherské Hradiště市から西北6キロのところ、Velehradのミサをおいて他にはないでしょう。そこは、チェコ全土で一番重要な巡礼地
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