貴族リヒテンシュテイン家の邸宅になっていたバロック様式の城館は、ヴァルチツェの真珠と言えます。昔からワイン作りの生産地だった市の中心にあるこの城館は、代々13人の公爵が増築・改築し、コレクションや豊富な調度品は、18世紀ごろにウイーンの宮廷と肩を並べるほど有名にさせました。壮麗な名誉の中庭、城内の内装や巨大な貯蔵庫など、是非見る価値があります。とりわけ巨大な貯蔵庫には、極上のボヘミアとモラヴィアのワインを味見できる展示室兼の、いわゆる「チェコ共和国のワインサロン」が入っており、一見に値します。また屋外には、野外のバロック式の劇場の遺跡がある広大な庭園、数百年前に作られたワインの貯蔵庫やハーブ園は忘れられない思い出となるでしょう。
The vast cour d’honneur, chateau interiors and extensive cellars, home to the Wine Salon of the Czech Republic, home to a permanent tasting exhibition of the best wines of Bohemia and Moravia, are all worth a look. Visitors might also enjoy a walk through the vast chateau grounds, containing reconstructed Baroque theatre, wine cellars dating back centuries and a herb garden.