魅力いっぱい、チェコの蚤の市とクラフトマーケット
マーケットの時期が始まりました。内容充実のクラフトマーケットや蚤の市をご紹介しましょう。他の誰も持っていないユニークな品やプレゼントを、小銭程度の値段で手に入れられます。あふれんばかりの品々やマーケットの雰囲気は独特。蚤の市では笑顔で値段交渉をすることもお忘れなく。

芸術品、デザイン、特産品も

陶器から絵画、ヴィンテージのシューズまで揃う、定期開催の国内最大の蚤の市は、プラハにあります。ヴィソチャニ地区のウ・エレクトリ(U Elektry)という工業エリアです。歴史的中心地区から比較的近い場所にあります。混雑する時間帯は駐車が難しくなることはご記憶ください。



エリア中を独特の雰囲気が包んでいます。開催日時は土曜と日曜の朝6:00から14:00まで。早く会場に行けば行くほど、お宝に巡り合えます。良い品はすぐに売れてしまいますよ。

プラハには他にもいくつか芸術品や手工芸品の市場が経ちます。クリエイティブな世界に浸るなら、ルドルフィヌム美術工芸博物館の向かいで行われるウムトルフ(UMtrhがいいでしょう。



アンティーク・マーケットのエクストラヴァガンザ(Extravaganzaは様々な種類、年代のお宝が70以上の出品者によって出品されます。会場はプラハ中心地にあって魅力的な空間のある新市庁舎。次回の開催は1121日から24日です

昔ながらの手仕事

手工芸品が好きな人でなくても楽しめるのがベロウンの陶器市。プラハからプルゼニュに向かう途中、観光客に人気のカルルシュテインの近くにあるベロウンは美しい町です。しかもその町を更に美しい自然が囲んでいます。街の中心、喫茶店や店が並ぶ絵に描いたように美しい歴史ある広場に立つ陶器市には、良質の磁器、陶器、更に陶芸作品が並びます。更においしい食べ物も色々楽しめますよ。ベロウンの工芸市は611日、12開催です。



デザイン好きな方のために、複数の街でMINT Marketが開催されます。有名チェコデザイナーによるオリジナルの洋服、アクセサリー、装飾品が並びます。プラハでの開催は616UNESCOのリストに登録されている美しい街、チェスキー・クルムロフでの開催は75です。



スタイリッシュな洋服や作家たちの手によるユニークな作品を楽しめる、プラハ最大のデザイン製品のマーケットDyzajn Marketです。今年は518日と19にプラハの展示場(Výstaviště)で行われます。ちなみにこの場所はホレショヴィツェ地区の中心であり、かつて屠殺場だったところ。ここが活気あるマーケットに姿を変えます。最高品質の地域の特産や農家直送の食品を買うことだってできますよ。

城館の庭園に立つマーケット

一流チェコ人作家達による芸術的デザインに出会えるのは、南モラビアにあり訪れる価値がある、美しいミクロフの街。ここで2日に渡って繊細なミクロフジェフキー・ミクロフ/ křehký Mikulov524日~26日)というフェスティバルが行われます。この街には素晴らしい城館、周囲を囲むワイン畑の眺めがあり、当地の郷土料理や独特の雰囲気が楽しめます。



ポルナーロマンティックな城館を訪ねるのに良い機会となるのが、まさに野外で実施される蚤の市でしょう。今年は以下の日曜に開催です(512日、69日、811)。同様に、プラハからさほど遠くない、オフジェ川そばにあるリボホヴィツェの城も素敵で、温室のある素晴らしい庭の散歩が楽しめます。50年の伝統があるマーケットは、ジェトホシュチュ村全体にわたって繰り広げられます。毎週日曜の朝から実施され、なんでも手に入ります。例えば植物、洋服から芸術作品、果ては動物まで、色々です。