物語を持った場所
雪の中で過ごすことは、ロマンティックの典型として良く知られています。スキー、クロスカントリーでの遠出、暖かい快適な山の家での夕食は、2人の時間を大切にしたいバレンタインの遠出にぴったりの組み合わせです。チェコ国内にはこんな遠出にいい場所がたくさんあります。例えば人気の
クルコノシェ山脈にある、改修された
エルレバフの小屋(Erlebachova Bouda)というところがあります。良く知られているこの山小屋が、クルコノシェ山脈と結び付けて連想されるようになってから長く経ちます。というのも、小屋は230年以上前に建てられたものだからです。その名前は、小屋にやってきた最初の旅行者に対して宿泊と食事を提供した、フランツ・エルレバフから取られています。それだけでなく、エルレバフはクルコノシェの謎について詳しい人物の1人でもありました。上記がエルレバフ小屋のロマンティックな歴史に関する要約です。もっとロマンティックなのは、実際に小屋に泊まってみることでしょう。エルレバフ小屋はスキー場として名前の知られた
シュピンドレルーフ・ムリーンに近い、聖フランティシェク・リゾートの中にあります。
ベスキディのコテージ
ベスキディにある
カロリーンカ(Karolinka Holiday Homes)を訪れると、まるでお伽噺の中にでもいるような気持ちになってくるでしょう。この山地はロマンティックなコテージが多いことで知られており、また、スキーに最高の環境と訪ねやすい場所に観光名所があることでも有名です。例えば、近いところに中欧で最も古く最大規模の野外博物館、
ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェムがあります。
Jelení kout(イエレニー・コウト:狐ならぬ鹿の出る辺境)
文明から離れた寂れた場所を、狐たちがおやすみの挨拶をしあう場所だという言い方をします。でも、この表現の否定的なニュアンスを全く気にしなかったのが
イゼラ山脈のとある山小屋です。
Jelení kout(イエレニー・コウト:狐ならぬ鹿のでる辺境)という名前のこの小屋は家族経営で、100年近く前から続くレストランの伝統を受け継いでいます。
温かな温泉へ
もし、雪に覆われた平原や山頂を思い出すだけで歯の根がかみ合わなくなるようでしたら、できればすぐに暖かい温泉を想像してみてください。温泉地にもっと魅力を感じるかもしれません。例えば
カルロヴィ・ヴァリや
マリアーンスケー・ラーズニェは世界的に有名で、毎年これらの地へ、特別な温泉の源泉を求めて多くの観光客が訪れています。しかし、ロマンティックな温泉地
ポデェブラディに対しても人気が高まってきています。地域のランドマークとなっている威厳ある宮殿には、その中庭に20世紀はじめに掘り当てられた源泉を隠していました。そのときから、休養と観光名所のためにこの地へ温泉滞在客がやってくるようになりました。ポデェブラディの利点は交通の便が良いことにもあります。プラハまでたった50kmのところに位置しています。
いろんなところからちょっとずつ
山に行くか温泉に行くか悩んでしまったら、今からお教えする場所は希望に近いと評価していただけるかもしれません;
ウェルネス・ホテル、空の上(Wellness hotel V nebi)は山の美しさとボディケアの両方を楽しめる場所です。
イイゼラ山脈と
クルコノシェ山脈の境にあるという立地のおかげで景色は完璧で、ホテルからその美しい眺めを堪能できます。ホテルのスタッフは、目を喜ばせる以外に体のケアの面でも満足感を与えてくれます。耳だってリラックスできる環境です。例えば、ホテルは
15歳以下の子供の宿泊客を受け入れていないため、静かさが保証されているということができます。
チェスキー・クルムロフでのお伽噺
チェスキー・クルムロフのように、
お伽噺の中のような雰囲気を持っていることを自慢にできる町はそうそうありません。曲がりくねった川の上にある急な丘の上に立つロマンティックな城と、川沿いの色とりどりの小さな家々は、この
南ボヘミアの町を毎年数千人の観光客が訪れる理由です。こういった小さな家々はペンションとして利用されている場合が多く、チェスキー・クルムロフでロマンティックな滞在を求めるのは難しいことではありません。例えば
クルムロフスキー・ムリーンの中にあるアパートタイプの宿泊施設も、クルムロフの多くのロマンティックな宿泊場所のうちの一例といえるでしょう。
木の香りの心地よさ
ブルノの中心から20分、幹線道路から外れた道を行った所に静かな
ノエ農場(Farma Noe)があります。ここでは、モラフスキー・クラスの中心地にあって高級感ある滞在を提供しています。というのも部屋ごとの内装に、違う種類の木材を使っているのです;例えばジャグジー付きのナッツの木材を使った部屋、楢の木材を使った部屋など。農場全体がテーマをもって構成されており、ホテルの名前も適当につけたのではないということがわかります。ですから、モラフスキー・クラスの真ん中で
船に出くわしても驚かないでくださいね。
ワイン畑の真ん中
カフェ・ファラ(Café Fara)をご紹介したいので、もう少しモラビアに留まりましょう。名前からして単なるカフェのように思えます。でも、納屋と古い小学校を改修し、宿泊施設として提供しているのです。部屋にはラベンダーの部屋、アーモンドの部屋などが用意されています。なぜカフェ・ファラでの宿泊がおすすめなのでしょうか?なぜなら、クレントニツェ(Klentnice)、つまり
ワイン生産地として有名なパーラヴァの中心に位置しているからです。ワイン畑やノヴェー・フラディ・ダム周辺のロマンティックな散歩は言うまでもなく、夜の楽しみもワインのおかげで確保されています。
子供と一緒にバレンタイン
バレンタインを2人で過ごすのではなく、子供たちと遠足にいったり休暇を過ごそうと思われるなら、
ヴァラシュスコのホテル、
ウ・パルジースクゥ(U Pařízku)がお気に召すのではないでしょうか。ここでは冬にはあらゆる雪遊びの準備をしている、大きい宿泊客と小さめの宿泊客双方の快適さを考えています。同じことが夏の場合にも言えるホテルです。
いつもここにプラハ
私達が挙げる候補には、もちろん
プラハがなくてはなりません。外国旅行客の中では、バレンタイン時期の訪問先として毎年人気があります。理由は簡単、その入り組んだ小道、息を呑むようなパノラマに、ロマンティックを強く否定する人たちであっても揺さぶられるものがあるからです。