チェコでお子様必見のアトラクション
遊園地、ハンズオン・ゲーム、学習展示などなど、種類は様々。子供だけでなく、大人も楽しめること請け合いです。

子供と楽しむアカデミック体験

 プルゼニュのテクマニア・サイエンス・センターは、チェコでも有数のキッズ・センターの一つ。センターは最近拡張されましたが、新たに開設されたハンズオン展示、クラブ、ワークショップでは、様々な物理の法則を肌で感じとることができます。センター内には、チェコ最大の3Dプラネタリウムもあり、3Dプロジェクターでじっくり宇宙を観察することができます。テクマニアでは、子供達は、物理、天文学、数学が決して退屈な学問などではないことを、身をもって知ることができるのです。

 リベレツiQパーク は、セントラル・バビロンと呼ばれるエリアの一部です。ここでは子供達は、遊びの形で科学に触れることができます。何百ものハンズオン展示で、自ら実験が楽しめるのです。館内は4フロアに分かれており、各階には子供向けに、例えば人間の知覚、ナノファイバー、自然の法則あるいはゲーム&パズルなどといった展示が用意されています。

星の世界、地下の世界 

 ブルノの天文台&プラネタリウムは、 昨年でデジタリウムを開設しました。これは、欧州でも最先端のいわゆるハイブリッド・プラネタリウムです。このユニークな設備は、従来のオーディオビジュアル制作の観念を完全に超越したもので、宇宙飛行させてくれたり、天体表面を映し出したりと、私達観衆の想像をはるかに超えた体験をもたらしてくれます。

 オストラバのランデック・パークは、膨大な鉱石展示を見て終日過ごせるユニークな場所。炭坑夫が坑道に入ってから、アンセルモの旧炭坑を下っていく過程、あるいは炭坑内での一つ一つの作業なども知ることができます。

自然をゲーム感覚で

 プラハ 動物園は、町の丘陵部、緑に囲まれた地域にある、魅力に溢れた場所です。フォーブス誌が2008年に発表した世界動物園ランキングで、プラハ動物園は堂々7を占めました。敷地は全部で60ヘクタールあり、そのうち50ヘクタールが動物居住・見学エリアとなっており、そこには現在670種、5,000頭の動物が生息しています。子供達には特に、絶滅の危機にあるコモドオオトカゲを擁する新パビリオンインドネシアのジャングル鳥の湿地、珍しいインドガビアルが見られる水の世界、象の群れが圧巻の最新パビリオン象の谷、あるいはカバのパビリオンなどがお勧めですが、何と言っても一番人気は、プラハのゴリラ・ファミリーでしょう。ちょろちょろと愛らしく動き回るゴリラの子供は、老若男女問わず、見る者全ての心を和ませてくれます。

 更に子供達に大人気のスポットとしては、恐竜パークが挙げられます。チェコ国内では、プラハオストラバリベレツプルゼニュ そしてヴィシュコフの5ヵ所にあります。いずれもご家族全員で楽しめ、そしてためになるテーマパークとなっています。園内には3Dシネマもあり、恐竜時代をよりリアルに体験することができます。