
ヤクブ広場とブルノの聖ヤクブ教会
広い納骨堂教会のユニークな場所を自分自身の目で確かめてください
ヤクブ広場は18世紀の終わりまで、聖ヤクブ教会に属する墓地でした。しかし大きくなる街のニーズに墓地の規模が追いつかず、すぐに手狭になったため、ここから骨が運びだされ、納骨礼拝堂へと移されたのです。
3つの部屋からなる地下墓地は、ちょうど聖ヤクブ教会の床の下にしつらえてあり、17世紀にはこの目的で作られていたとされています。収容されている骨の数では、聖ヤクブ教会の納骨堂はパリのカタコンブに次ぐ、ヨーロッパで2番目の規模となっています。聖ヤクブ教会そのものは、13世紀初めに建てられた54mの長さの教会で、その塔は94mの高さを誇っています。この教会には、かつて30年戦争の際スウェーデン軍から街を守ったブルノ防衛軍を率いたルドヴィーク・ラデュータ・ド・スシュが眠っています。
住所
Jakubské náměstí, Brno


似ている体験
ブルノの聖ヤコブ教会納骨堂
モラヴィアのブルノにある聖ヤコブ教会そばに、欧州で2番目の規模を持つ珍しい納骨堂があります。この種の陰鬱さのランキングトップにあるのは、パリの納骨堂です。ここに埋葬されている人の数は50 000人以上と推定されています。にもかかわらず、2001年に行われた調査の際に初めてこの納骨堂が発見されたのです。考古学的調査によって、ここに埋葬されている人々は中世にぺストやコレラに斃れた人々、30年戦争やスウェーデン軍による包囲時の犠牲者であることがわかっています。