ガラスと木工の集落レイヴィースはプラゲド山と並んでイェスニーキで最高に美しい場所と言われています。丸太小屋が建ち並び、草原や森林に囲まれる絵に描かれたような高地平原は、おとぎ話を連想させ、近隣には珍しい自然保護地域も見られます!

ペンション・レイヴィースの彫刻を施した椅子

スレスコ(標高780 m) の最も高い場所にある集落レイヴィースの最大の目玉は、教会とペンション・レイヴィースの隣にある織物博物館です。1975年以来、丸太小屋の宿屋には、全ヨーロッパからオリジナルの彫刻の施された椅子のコレクションを見に人々がやってきます。椅子の背もたれは、当時の常客のものと同じです。今日ここではオーダーで個人に製作していますが、この伝統が始まったのは20世紀になってからで、創設者が当時のペンションの所有者でイェセニークの家具職人ブラウナー氏であったことを知る人はほどんどいません。

レイヴィースからメホヴェー貯水池へ

レイヴィースはハイキングやサイクリングまた冬にはクロスカントリー・スキーに素晴らしい東の入り口です。観光客に人気のスポットの一つは、大メホヴェー貯水池です。6,7千年前にできたモラヴァで最大の泥炭湿原です。その泥炭湿原の層は、3mの高さにまでなります。ここから少し離れた場所に、小メホヴェー貯水池がありますが完全に草に覆われ一般公開されていません。黒い水の神秘の貯水池の沼地周辺は、陰鬱な森の中に隠れてしまっていますが木でできた歩道が通っています-この歩道は貴重な自然保護区域を損傷から守るため、徒歩のみ許されています!

レイヴィースの幽霊

メホヴェーの貯水池と同様、特別の陰鬱な特徴をもつのが、羊飼いギルの幽霊に関する地元の言い伝えです。ある言い伝えでは小さい羊飼いとして紹介されていますが、他では泥炭湿原でさまよい助けを求める呆然として空腹の恐ろしい老人となっています。池の羊飼いの叫びに返事をするのは得策ではなく、万が一彼に同情を示し名前を呼んだならば、一年のうちに死ぬと言われます。彼に勇敢にも近づいた人は、ジルが底なしの池へ連れ込むと言われています。しかし幽霊は、整備された歩道以外を歩いている人に降りかかるので、安全な歩道を歩くことだけで安心できます。もちろん、羊飼いジルの彫刻された像は有名な椅子と一緒にご覧になることができます。

もう一つの伝説は池そのものに由来します。こういう話です、池の暗い水面をじっと見ると、神話の街フノフラドの塔が見えます。そこの住民は使徒キリルとメトディウスを追放し、神はその罰として住民を街そのものと共にぬかるみに消し去ったというものです。