天国にいたる門ポルタ・コエリ
静音な町近くには、“天国の門”やラテン語でPorta Coeliと言われる個性的な修道院があります。現在に至るまで、シトー姉妹のコミュニティが住んでおり、神聖な場所を守り続けています。修道院は、聖アネシュカの母が、13世紀にこの地で余生を送るために創建しました。彼女は、修道院の教会の正面玄関を飾っているティンパノムにキリストの足元付近に描かれています。また、圧巻なのは柱の代わり見事に装飾された12使徒の人物画で、その周りを飾る花模様の装飾は、ボヘミア地方にあるフランスゴシック様式の代表作です。修道院の敷地内には、ポドホラーツケー博物館があり、修道院の歴史と共に、古生物学と鉱物学の展示物が紹介されています。