ポディイー国立公園は、南西モラヴィアの豊かな森林地帯に広がっています。特徴的な景観、屹立する岩峰群、そして曲流する川は、行動派の休暇へと人々を誘います。ハイキングやサイクリングの行き先として人気のこの土地は、ワインときゅうりの里でもあり、味の探訪も楽しめます。準備はいいですか?ハイキングシューズをはいて、または自転車にまたがって、出発しましょう!

ズノイモとショベスの間のコースでは、国立公園随一の景観を楽しめます。ハルデグの展望台では広大なディエ川の谷を見渡すことができます。

ショベス、長年のぶどう栽培の伝統

ハイキング、またはサイクリングに適した約27kmのコースは、ズノイモの印象的な建築、ロウツキー修道院からスタートします。ディエ川沿いにズノイモダムへ出て、そこからは黄色の標識に従って進み、シールスフィールド岩に至ります。壮大な岩峰からは、ディエ川の谷の景観を存分に楽しめます。黄色の標識はさらに、ぶどう畑の中をショベスへと導きます。歴史あるぶどう畑は、曲流するディエ川の中の岩の島の麓に広がります。ヨーロッパ有数のワイン街道のひとつです。

ショベスからズノイモへ

ズノイモへの帰り道では、かつてのグルベンの水車小屋を通り、そこからハヴラニーキへと向かいます。ハヴラニーキのワイン街道スタレー・ヴィニツェは、独特の品種の栽培が自慢で、ワインの試飲コーナーも設けています。この地の中心は、悲しみの聖母礼拝堂です。試飲のあとは赤の標識に従い、ポポヴィツェ、コニツェを経てクラヴィー・ホラの緑濃い稜線に至り、ズノイモの町に戻ります。

周辺のみどころ

近隣には、バロック城館を中心に聖母マリア昇天教会や礼拝堂などを有するレドニツコ・ヴァルティツキー公園が広がります。また、古代の遺跡が出土したパーラヴァ地方の丘陵地帯も見逃せません。最も有名なのはドルニー・ヴィエストニツェの、古代のマンモス狩りの展示です。豊かな歴史という点では、ミクロフも見逃せません。