最古のスラヴ国家の一つ大モラヴァ帝国の歴史をミクルチチェの集落、そしてウヘルスコ集落のスタレー・ムニェストでお知りになることができます。大モラヴァの記念碑は、あなたを9世紀の中世ヨーロッパへ、千年以上も昔へタイムリップさせてくれます。
古代の埋葬地の記念碑
今日のスタレー・ムニェストは、9世紀には大モラヴァ帝国の中心の一つヴェリグラドでした。名所は教会を中心にナ・ヴァラーフの場所に出現しました。周辺は大きな墓地が広がり、ここには武器や宝石を持った高貴な人々の他、農民や工芸人といった普通の人々まで埋葬されています。ナ・ヴァラーフの墓地は、大モラヴァで最大のネクロポリスと言われています。
展示ではモラヴァの東部、ウヘルスコ集落にあるセンターのある大モラヴァの住居、またヴェレフラドのモドラーにある教会建築、オスヴェキマンの聖クリメントの丘上集落に焦点を当てて紹介しています。
遙か昔の物語
9世紀にナ・ヴァラーフの墓地に埋葬された人の一人の話を物語ってくれるのは、千年以上も昔にタイムトリップできるマルチメディアのエクスポジションです。現物サイズの人形が演じるリアルな演劇では,誕生から子供時代、そして軍への入隊、家族生活や老後など彼の生涯をあなたも同様に体験できます。我々の祖先がどのような生活をしていたか、どんな活動を主にしていたか、またどんなものを作ることができたかなど、大モラヴァの住民の日常や祝祭日の生活をご覧になれます。また当時の衣装、靴、珍しい装飾品、作業用機械のレプリカや考古学上の発見物、再構築された教会や砦の模型、当時のヴェリグラドの模型もあります。ホールには、教育用プログラムを設置したタッチディスプレイもご利用頂け、大モラヴァ帝国の映画も見ることができます。
住所
Památník Velké Moravy Jezuitská 1885 686 02 Staré Město