ぜひいちどシュマヴァ山脈随一の景勝地、ヴィドラ川(カワウソ川の意)の渓谷を探訪してみてください。最初は穏やかな小川も、渓流や早瀬や滝が巨大な花崗岩の岩々を流れ轟音を響かせる渓谷へと姿を変えていきます。川の名は、清浄な水を好む水生動物のカワウソから取られました。アンティーグル山からハイキングコースの道標に従って進んでいくと、産業遺産のチェニェクの製材所(水車小屋)にたどり着きます。河床や河畔には傘岩やポットホールなどの奇岩、岩塊の集積の岩海などをご覧になれます。いくらか緩やかな地形では、ベビーカーや車椅子でも散策を楽しむことができます。