フルバー・スカーラ周回コース
フルバー・スカーラ周回コースは、連なる砂岩崖の上に屹立するフルバー・スカーラ城に始まりフルバー・スカーラ城に終わります。まずはアダモヴォ・ロジェ(「アダムの寝床」の意)展望台方面から心地よい森林遊歩道をたどってヴァルトシュテイン城を目指します。マリアーンスカー・ヴィフリートカ(「マリア展望台」)からはフルバー・スカーラ城の見事な眺望を堪能することができます。視界が良いときにはイゼラ山地のイェシュチェトの独特な展望台をはるかに望むことができます。ヴァルトシュテイン城は領主のヴァルトシュテイン家の祖先が建てたチェスキー・ラーイ最古の城です。帰路にはフルバー・スカーラ城にいたるチェスキー・ラーイの「黄金の遊歩道」を利用します。まずは岩石展望台のウ・ルヴィーチュカ(「ライオンの子のそば」)を通り、希少な樹木を誇るブコヴィナ植物園を経由してフルバー・スカーラ城に戻ります。
プラホルスケー・スカーリ大周回コース
この長大なコースはトゥリスティツカー・ハタ(「山小屋」の意)を起点としています。岩の階段を上り切れば、ペホヴァー・ヴィフリートカ(「ぺホフ展望台」)からゼレナー・ロクレをみはるかす絶景を楽しむことができます。奇岩の迷宮を進みシクマー・ヴィェシュ(「斜塔」)のそばを下りながらフォルトナ区域に向かいます。こんどは岩崖の狭間をヴィフリートカ・ミール(「平和展望台」)まで上っていきます。この展望台ではツィーサシュスカー・ホドバ(「皇帝の廊下」)やドラージュヂァンスカー・ヴィェシュ(「ドレスデンの塔」)、アメリツカー・ヴィェシュ(「アメリカの塔」)などの奇岩の連なる眺望を楽しむことができます。尾根道を歩いていくとフラホルスカー・ヴィフリートカ(「フラホル展望台」)にたどりつきます。ここからは巨岩の間のジグザグの道を回りながら下っていきます。いちど階段を上ってからまた下っていくとルムツァイソヴァ・ヴィフリートカ(「ルムツァイス展望台」)とハケノヴァ・ヴィフリートカ(「ハケン展望台」)が見えてきます。トチェニツェの岐路からフシェテチュコヴァー・ヴィフリートカ(「斑点展望台」)とシュリコヴァ・ヴィフリートカ(「シュリク展望台」)に向かいます。そこからはツィーサシュスカー・ホドバに向かって下りていきトゥリスティツカー・ハタに戻ってきます。
周辺の観光地
チェスキー・ラーイでは、岩石要塞ドラープスケー・スヴィェトニチキを訪ねるのもよいでしょう。この岩の要塞は地理的条件と岩石の地形から長年人が足を踏み入れてこなかった場所ですが、現在では眺望が素晴らしいこともありチェスキー・ラーイ最大の人気スポットの一つに数えられています。