アドルシュパフ=テプリツェ奇岩群でサイクリング
奇岩群や深い森、採石場跡地の湖沼が作り出す自然美、極上の自然景観。中央ヨーロッパにアドルシュパフほど自然に恵まれた場所を見つけるのは困難です。道標に従って名所をめぐるサイクリングロードを行きながらアドルシュパフ奇岩群の魅力に触れてください。新鮮な空気の中で運動する喜びと周囲の大自然で得られる自然体験が最高のご褒美になります。

アドルシュパフ奇岩群周辺にのびる全長20キロメートルのサイクリングロードは難易度が中位で、部分的には第3級道路や野原の中の道を進みます。サイクリング中は終始、岩石都市の近隣を走ることになります。沿道は見事な景観にあふれており、いざなわれるままにサイクリングを休止して見事な景色を満喫するのもよいでしょう。

池沼と中世の遺跡をサイクリング観光

サイクリング旅行は、聖ヴァヴジネツ教会を見学することができるテプリツェ・ナド・メトゥイー町を起点としてイラーセク岩石群に向かいます。イラーセク岩石群の最初の部分は、中世のスカーリ城遺跡の周辺の情趣あふれるチェルネー・イェジールコ(「黒い池」の意)の水辺に聳え立っています。しばし自転車を脇において徒歩でスカーリ城の遺跡を上方まで探訪してみてください。岩の展望台からは、オスタシュ卓状台地、ポリツェ・ナド・メトゥイーの町並み、オルリツェ山地などを望む眺望を満喫することができます。

「ほら、あれがクルコノシェ山脈だ!」

サイクリングの次の行き先はポト・ズヴィェトラリーム・ヴルヘム(「風化した山の下で」の意)と呼ばれる場所です。当地の岐路ではヤノヴィツェ村とテプリツェ奇岩群の美しい景色が展開します。天候に恵まれればチェコ最大山系のクルコノシェ山脈をはるかに望むことができます。

心に触れるサイクリングロード

美しい景色を楽しみリフレッシュした後はリシュチー・ホラ(「狐の山」)とカロウスィを通って、ザーメツキー・ヴルフ(「城館の山」)からアドルシュパフ村を目指してサイクリングを続けることもできます。サイクリングロードの最終区間では、ブチュニツェと周辺の岩石群を通ってテプリツェ・ナド・メトゥイー町に戻ります。アドルシュパフ奇岩群周辺のサイクリングロードはこの地域一帯で最も美しいコースの一つに数えられています。一人旅であれ、お友達やご家族と一緒の旅であれ、アドルシュパフ奇岩群をいちど体験すると、この地にもう一度訪れてみたくなること請け合いです。