リベレツ動物園は、創立95周年を迎えたチェコ最古の動物園の一つ。ベンガルトラの白化型が見られるのも、チェコでは、ここ北ボヘミア ・リベレツの動物園だけです!

リベレツ動物園では、約170種、1,000頭以上の動物を飼育しています。中でも猛禽類部門は、欧州でも最も充実したものに数えられており、ここでは例えばヒゲワシ、カタシロワシ、オオタカ、フォークランドカラカラなども見ることができます。また絶滅の危機にあるソマリノロバの頭数がチェコ最多であること、チェコで唯一バーラル(ブルーシープ)を飼育していることでも知られています。

そんじょそこらじゃ見られない珍しさ

 リベレツ動物園では1994年、初めてホワイトタイガーの血縁ペアをスウェーデンから購入、その後血のつながりのないオスを更に1頭得て、8年の間に3頭の子供を育て上げました。ホワイトタイガーの白色は、アルビノが原因ではなく、単に基本的色素が不足しているためとされています。

 ターキン(ヒマラヤの偶蹄動物)は、2002年に北京動物園より持ち込まれ、その2年後に最初の子供、ゴルダと名づけられたオスが誕生しました。以後更に7頭の子供を授かり、ターキンの個数は順調に増えていっています。