ヴィッシー・ブロットのシトー会修道院
リプノ・ダムがあるこの美しい地方へ散歩やドライブで訪れた際は、13世紀以降、南ボヘミアの精神の中心とされてきたヴィッシー・ブロット(Vyšší Brod)にある修道院へ是非お立ち寄りください。最初の僧侶は、オーストリア近郊のリンツにあるシトー会修道院Wilheringからやって来ました。現在、再びこの地で小規模のコミュニティが暮らしています。
また、この建物に、カレルIV世の庭園で働いていた無名の画家により、有名なゴシック様式の絵画『ヴィッシー・ブロットのマドンナ』と壁画が描かれました。修道院の教会には、祭壇画を年4回簡単に置き換えことができるよう、2人の地元の僧侶により造られた初期バロックの祭壇の独創的なシステムが展示されています。見学のもう一つの見所は、バロック様式の豪華な装飾が施された図書館です。