ブロウモフの修道院にいちど足を運んでみてください。修道院の栄光はフス戦争の時代に遡ります。フス戦争で焼き払われたブジェヴノフ修道院とは異なり、ブロウモフ修道院は二度にわたって包囲されましたが焼失を免れ、1420年頃には極めて大きな重要性を持つようになっていました。
当代一流の建築家ディーンツェンホーファーがブロウモフ修道院の修復を手がけ、修道院はバロック建築として見事によみがえり、数多くの貴重な文化遺物が保管されています。現在こちらではトリノの聖骸布の貴重な複製をご見学になれます。地下室では17世紀か18世紀頃のヴァンベルクの町人たちのミイラを、鐘楼ではゴシック様式のフレスコ画「東方三博士の礼拝」をご覧になれます。修道院の宝物庫では、聖十字架の遺物を収めた聖遺物箱を鑑賞することができます。聖プロコプの聖遺物、ゴシックマドンナ像の実物も見学することができます。