まるで探偵小説のようですが実際にあった話です。1985年のこと、捜査官たちが、国内のどこかにあるという、ある外国人が興味を示していた貴重な物を捜索していました。
手がかりは少ししかなく、ほぼ絶望的な状況でした。しかし、ついにベチョフ・ナト・テプロウ城の礼拝堂の床下に、13世紀の見事な装飾のある聖マウルスの 黄金の聖遺物箱 を発見したのです。この聖遺物箱は、中世の金細工の作品の中でも特に美しい作品の一つでチェコ共和国では戴冠宝器の次いで貴重な宝物とされています。聖遺 物箱やこの物語の詳細はベチョフ城でご覧になれます。