チェコ・アールヌーボーの巨匠、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の、融合した2つの世界初公開がブルノで行われます。ここでは壮大なスケールの連作「スラヴ叙事詩」から9点が、世界一の規模を誇るムハのポスター作品コレクションに新たに加わります。これにより、チェコ国内はもとより、世界でも類のないユニークな展覧会が実現するのです。
スラヴ叙事詩は、アルフォンス・ムハがスラヴ民族の歴史を端的に表現することを目指して創作した、壁画サイズの連作です。この「スラヴ叙事詩」から9点(うち大半が8 x 6 m のサイズ)が、今回ブルノ見本市会場のパビリオンH内中央廊下に展示されます。一方ムハの工芸作品コレクション(ポスター、装飾パネル、カレンダー、飲料、工業製品、および様々な社交、文化行事の宣伝等)は、パビリオンのギャラリー下の空間に展示されることになっています。このコレクションは2013年にプラハ市民会館にて展示、一般公開されましたが、今回はそれ以降に更に追加された作品も含まれています。そのためブルノでは、世界初公開の作品も何点か見ることができることになります。
展覧会は、チェコスロヴァキア建国百年を記念して開催されるフェスティバル「レ:プブリカ」の枠内で実現するものです。
展覧会は、チェコスロヴァキア建国百年を記念して開催されるフェスティバル「レ:プブリカ」の枠内で実現するものです。
住所
Brno Exhibition Centre, Pavilon H