チェコのお土産に何が良いかお悩みの方に、真っ先にお勧めできるのはやはりボヘミアン・ガラス。ボヘミアン・ガラスがお好きという方は、以下でご紹介する5つの町は必ず訪ねてみてください。国内唯一のガラスと宝飾品専門の博物館やハンドメイドのガラスのみならず、チェコで最も純度の高いクリスタルもご覧いただけます。
1. ヤブロネツ:伝統と博物館の町
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2. ノヴィー・ボル:国内トップのグラス・メーカー
北ボヘミア、チェスカー・リーパの近くに位置する町ノヴィー・ボルは、ガラス作りで国内はもちろん、外国でも良く知られています。当地を代表する会社で、ガラス食器を製造しているクリスタレックスは、チェコ最大にして、世界でも有数の飲料用グラスのメーカーです。ノヴィー・ボル産のガラス製品は、世界60ヵ国に輸出されています。ノヴィー・ボルがガラスの町であることは、ここに数多くのガラス工芸学校が存在するという事実によっても証明されています。ノヴィー・ボルでは更にレストランとガラスのアトリエを合わせた場所、レストラン「アイェト」も是非お訪ねください。このユニークなレストランの設計を担当したのは、世界的に有名なチェコ人建築家ボジェック・シーペックです。3. ニジュボル:伝統の家族経営会社
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4. スヴェトラー・ナド・サーザヴォウ:欧州最先端のガラス工場
スヴェトラー・ナド・サーザヴォウは、ボヘミアとモラヴィアの境、ヴィソチナ地方にある小さな町です。この町には100年の伝統を誇るガラス工場がありましたが、残念ながら2008年に操業を終了しています。しかしながらその4年後には、新たなトレンドとデザインに根差したボンマ社が登場しました。ボンマ社の製品デザインは、超一流の国内外のデザイナーが担当しています。その製品は世界最大の豪華船の内部を飾り、また同社製のトロフィーはテニス界のスーパースター、ノバク・ジョコビッチのコレクションの一つともなっています。ボンマ社はその生産用にガラス製造機械の開発も積極的に進めてきました。そのため今日欧州最先端のガラス工場となっています(但しその型吹き工程は依然として手作業で行われています)。この最新テクノロジーにより、同社のクリスタルはチェコで最高の純度を誇っています。5. カルロヴィ・ヴァリ:皇帝御用達のガラス
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