プラハ近郊、ロマンティックな葡萄畑

プラハ近郊、ロマンティックな葡萄畑

歴史と美味なワインが織りなす、一味違う場所へ

プラハ近郊、ロマンティックな葡萄畑
銀鉱そばのワイナリー、火山性の土壌によって特徴的な味を備えたワインのある、あるいはその昔のワインセラーを見学できるワイナリー。プラハ近郊には、チェコの伝統の一端を担っているだけでなく、観光客やワイン愛好家も楽しめる重要な葡萄畑、あるいはシャトー・ワイナリーがあります。以下にご紹介する町は、ワイングラスを手にしていてもいなくても、訪れる価値がある場所です。

眺めが素晴らしいプラハの葡萄畑

まずはちょっとしたテイスティングをプラハから始めましょう。チェコの首都で特に有名なワイナリーは、プラハの動物園バロック様式のトロヤ城があるトロヤ地区に所在します。植物園の園内には保護区域指定を受けている、聖クララ礼拝堂を備えた葡萄畑があります。訪れた人は素晴らしいワインを味わい、庭園をそぞろ歩きしながら美しいプラハ眺めを堪能できるのです。トロヤでの葡萄の収穫は、2024年9月14日と15日の週末に行われます。


 
もう一か所、興味深い場所はグレーボフカです。ここには葡萄畑とイタリア様式の邸宅があります。エリア内ではリラックスし、テイスティングをし、どこまでも見渡せる眺めを楽しむことができます。プラハのワイナリーについてより多くを知るには、この記事をご覧ください。

川の合流点にあるムニェルニーク城



ラベ川とヴルタヴァ川が合流する地点にあるムニェルニークの町は、プラハ近郊で特に有名なワイン生産地の1つです。葡萄畑は貴族家系のロプコヴィツ家が代々管理しており、国内でも特に古いもの。ムニェルニーク城は街のそばにそびえており、豊かな歴史他で知られています。訪れた人はワインセラーを見学できるだけではありません。ムニェルニークの地下はもう1つ、貴重なものを保存しているのです。それは国内で最も大きな井戸です。街の周辺は、ラベ・サイクリングロードを行くサイクリストにも人気があります。コンサートや文化行事も行われる、有名なムニェルニークの収穫祭は、2024年9月20日から22日までです。

観光名所のあるロウドニツェ・ナド・ラベム



ロウドニツェ・ナド・ラベム
はプラハから約50km離れており、チェコにとっての聖地、ジープ山のそばにあります。この地の名所やシャトー・ワイナリーは、その歴史だけでなく良質なワインを誇りにしています。見学コースでは城館のセラーも見学でき、見学者はそこで伝統的なワインの製法を知り、極上のワインを楽しめますワイン祭り2024年9月7日です

UNESCO登録都市、クトナー・ホラ



プラハからクトナー・ホラまでは車で約1時間の距離です。町中が見どころにあふれており、UNESCO登録されている壮大な名所、その昔の銀山納骨堂あるいはイエズス会の大学敷地内にある広大なギャラリーGASKなどを楽しめます。
 
この地には、クトナー・ホラの歴史地区と7ヘクタールの葡萄畑を結ぶ、6kmに及ぶワイン・サイクリングロードがあります。このサイクリングロードはクトナー・ホラのパラツキー広場から始まり、街の北に広がる葡萄畑へと続くものです。クトナー・ホラのワインセラーは、環境や倫理、持続可能な開発の面から評価される、栄誉あるバイオ・サーティフィケーションのDEMETERを獲得しています。

A火山地方でのテイスティング



最後は一風変わった場所になります。先ほどご紹介した町とはプラハを挟んで反対側、国境の西方向へ向かってください。ボヘミア中央山地火山が形成した息をのむような景観やゴシック様式ハーズムブルク城跡の眺めを楽しめる地帯へ、テイスティングに行くことができます。好天であれば、フルムチャニの葡萄畑でテイスティングが行われます。

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