プラハでウエストサイド・ストーリー
今日では古典的といえるミュージカルのウエストサイド・ストーリーが、ステファン・ソンドハイムとレオナルド・ベルンシュテインのテキストと音楽によるブロードウェイ公演のオリジナルと同じ形で、プラハで公演されます。マリア、トゥナイト、どこかへ、あるいは素敵な気持ちなどのヒット曲を、オリジナルのままアメリカのスターたちが歌います。公演はチェコ語字幕付きです。

ニューヨークを舞台にしたロミオとジュリエットの物語がブロードウェイで初演されたのは1961年のことでした。舞台のウエストサイド・ストーリーが大きな成功を収めたため、後に10のオスカーを受賞し映画史上に残る作品となった映画作品を撮影するに至りました。ミュージカルのオリジナルと同じ形のものが、制作100周年を記念して新しい役者たちにより戻ってくることになり、それがプラハでも公演されることになったのです。この公演が大変な人気を博したことは、2013―2014年のシーズンに行われたイギリス、フランス、イタリア、ドイツほかの欧州各国をめぐるツアーの際に、ウエストサイド・ストーリーのチケットを、275 000人が購入したことからも明らかです。