戦闘は土曜日に行われ、志願兵は当時のフランス、オーストリアとロシアの軍服を着て戦います。翌日の日曜の午後には平和記念碑で追悼式典が始まります。そこは210年前、ナポレオン1世、フランツ1世、アレクサンドル1世の三帝開戦で最も戦いが激しかった場所です。ブルノ近郊の南モラヴァでの戦闘の結果は全ヨーロッパ史のもととなりました。まさにこの出来事を記念し2千人の志願兵が参加するなか、イベントが開かれます。毎年ここにはチェコ共和国、マルタ、ハンガリー、ウクライナ、ベラルーシ、フランス、ドイツとイギリスからも人々がやってきます。これら国々の数だけではありません。プログラムには多数の有志イベントがブルノや他の場所での戦いの前に行われます。2015年12月2日にはスラフコフの戦いの歴史、遠征、軍隊の歴史や再現を扱ったセミナーがポゾジツェのスタラー・ポシュタで開かれます。同じ場所で12月4日から6日まで軍隊のキャンプを見たり、博物館に訪れることもできます。