善意の人々の日
「善意の人々の日」2日間のプログラムのクライマックスは、土曜日の「民族の巡礼」で、毎年、西暦863年にキリスト教伝道のためにモラヴィアに派遣されたテッサロニキ出身の兄弟、キリルとメトディオスを記念して行われます。キリルとメトディオスのモラヴィア来訪は、歴史上非常に重要な意味を持つもので、チェコではその記念日を7月5日と定め、国民の祭日として祝っています。巡礼の終わりには、聖なる祭儀巡礼ミサが行われますが、そこではオロモウツ大司教ヤン・グラウブネルが司式を、またドミニク・ドゥカ枢機卿が祝日の説教を執り行います。ヴェレフラットはチェコ国内の最も重要な巡礼地の一つで、しばしば「モラヴィアのベツレヘム」とも呼ばれています。