カーニバルの巡回パレード・ヴォルトヴァー
ヴォルトヴァーやフリンスコ周辺のその他集落では、2010年にユネスコの人類無形文化遺産として登録された仮面役者がパレードするカーニバルの巡回の古い民芸伝統が今日まで残っています。各仮面の持つ歴史的意味合いは前世紀初期と同じです。他の場所と同様ここヴォルトヴァーでも男性だけが仮面をつけ、各仮面はそれぞれ特別な役を演じており、パレードの決まった場所を占めています。雌馬は常にパレードの先頭、悪魔は後方から追い立てます。その後ろには女性とトルコ人を引き連れたまだらの男、煙突職人、わら人形とユダヤ人が続き賑やかなブラスバンドが一緒に回ります。