フランチシェック・クプカ(1871~1957年)
プラハ国立美術館は現在、フランスの国立グラン・パレ美術館とヘルシンキのアテネウム美術館との共催で、フランチシェック・クプカ(1871~1957年)の回顧展を準備中です。 ここでは、フランチシェック・クプカの1890年代の初期の作品から、1950年代の抽象作品まで広範にご紹介いたします。フランス国立美術館の協力により、油絵、デッサン、印刷物など様々な作品、資料が、2018年春にはパリのグラン・パレ、2018年秋にはプラハの国立美術館、そして2019年春にはヘルシンキの国立アテネウム美術館に巡回展示されることになりました。
プラハの展覧会では、国立美術館所蔵の作品に加えて、パリのポンピドゥー・センター、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、あるいはウィーンのアルベルティーナ美術館のコレクションから数多くの作品が紹介されます。展示は年代順、更にテーマ別になされるため、象徴主義から、自身がその先駆者の一人となった抽象画にいたるまで、画家の歩みを追って見学することのできるコンセプトとなります。

 

住所

National Gallery in Prague – Wallenstein Riding School (Národní galerie v Praze – Valdštejnská jízdárna), Valdštejnská 3, Praha 1 - Malá Strana, 118 00