カレル4世生誕700年―プラハ城での騎士の日
プラハ城に出かけて、その緑あふれる周囲を歩いてみてください―緑、というのは鹿の谷のことで、ここでは高貴な馬にまたがり甲冑を身にまとったトップスタントマンたちが待っています。1日3回、騎士達プラハ城の威厳にふさわしい槍試合を行います。
7月のほんの短時間だけプラハへ戻ってくるその昔の雰囲気を、プラハ城の上部鹿の谷エリアにおかれる様々な舞台がもりたてます。ここでは騎士のキャンプ、武装した馬上の騎士を引っ張り上げるためのクレーン、戦争用の器具、当時の手工業などが見られます。死刑執行人はどのように拷問を行ったかを示し、楽団は中世の音楽を演奏します。

この催しは子供向けでもあります。子供が学校の机上にある毎日よりも、こういった楽しい変化を好むのはもちろんです。ガチョウの羽のペンで書くというのはどんな感じのものかを試したり、針金で上着を作ったり、フェンシングをしてみたりすることができます。

2016年はちょうど王であり皇帝であったカレル4世の生誕700年にあたる年です。カレル4世はチェコ共和国の歴史上、最も愛されている統治者です。ですので、全国で彼に関係した行事が多数行われます。例えばプラハでは、カレル4世の人柄を現代の視点から振り返る展覧会を訪れることができます。まさにプラハ城では彼の業績について、いくつかの展覧会を訪れることが出来ます。