数々の珍しいコンサート会場によって更に磨きがかかり、一流アーティストによって奏でられるクラシック、ジャズ、ワールドミュージック好きな音楽ファンにとって、第71回プラハの春国際音楽祭は必見です。チェコ国内最古を誇り、最も知られ、コンサート数では国内最大級とも言われるプラハの春の音楽祭。2016年は、伝統と試みを融合した素晴らしいプログラムをお送り致します。
5月12日木曜日市民の家・スメタナホールにて行われるオープニングコンサートは、音楽祭の歴史1946〜2016年を記念するものになります。伝統である、ベドジッヒ・スメタナの『我が祖国』は、エストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが指揮し、1946年の音楽祭始まりに携わったチェコフィルハーモニー管弦楽団が演奏いたします。
毎年恒例、音楽祭のプログラムの柱となるのが、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ギル・シャハム&シンガポール交響楽団、マウリツィオ・ポリーニ、アンドレアス・ショル&コレギウム1704、マレイ・ペライア&アカデミー・オブ・サン・マルティン・イン・ザ・フィールド、サカリ・オラモ&BBC交響楽団、ニュー・ロンドン・コンソートといった、世界の舞台で活躍する一流アーティストやオーケストラです。
陽気な南国ファンの方は、数々の受賞経験があるアル・アイレ・エスパニョルとソプラノ歌手のラケル・アンドゥエサによる、中南米で発見されたスペイン及びイタリア人作曲家のバロック作品のプログラム、ダンスのレジェンド、ラ・ルピやアントニオ・カナーレス、歌手のガブリエル・デ・ラ・トマサ他、レトルノ・プロジェクトで活躍するアーティストによる伝統的なフラメンコの起源をも辿る数百年を追った心奪う巡礼の旅プログラム、そして、ファリャ作曲『スペインの庭の夜』に登場し、その作品を含む録音で2012年にラテングラミー賞にノミネートされたピアニストのハヴィエル・ペリアネス、といったスペインシリーズをどうぞお見逃しなく。
第71回プラハの春国際音楽祭は、チェコ共和国大統領御用の元、開催されます。
毎年恒例、音楽祭のプログラムの柱となるのが、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ギル・シャハム&シンガポール交響楽団、マウリツィオ・ポリーニ、アンドレアス・ショル&コレギウム1704、マレイ・ペライア&アカデミー・オブ・サン・マルティン・イン・ザ・フィールド、サカリ・オラモ&BBC交響楽団、ニュー・ロンドン・コンソートといった、世界の舞台で活躍する一流アーティストやオーケストラです。
バルト諸国とスペインのアクセント
2016年プラハの春の特性となるのが、バルト諸国の音楽プログラム他、スペインとラテンアメリカにテーマに置いた3年に渡るコンサートシリーズの初回となるプログラムです。各国を代表する素晴らしいアーティストがやってきます。バルト諸国からは、姉妹デュオのバイバ&ラウマ・スクリデ、メゾソプラノ歌手のヴィオレッタ・ウルマーナ、リトアニア国立交響楽団、カウナス国立合唱団、チュルリオニス・カルテットが登場します。陽気な南国ファンの方は、数々の受賞経験があるアル・アイレ・エスパニョルとソプラノ歌手のラケル・アンドゥエサによる、中南米で発見されたスペイン及びイタリア人作曲家のバロック作品のプログラム、ダンスのレジェンド、ラ・ルピやアントニオ・カナーレス、歌手のガブリエル・デ・ラ・トマサ他、レトルノ・プロジェクトで活躍するアーティストによる伝統的なフラメンコの起源をも辿る数百年を追った心奪う巡礼の旅プログラム、そして、ファリャ作曲『スペインの庭の夜』に登場し、その作品を含む録音で2012年にラテングラミー賞にノミネートされたピアニストのハヴィエル・ペリアネス、といったスペインシリーズをどうぞお見逃しなく。
プラハの春2016の特異
エキゾチックを愛するお客様には、上海昆劇団による2時間の特別公演をお楽しみ頂けます。この劇団は、2014年に中国で行われた国内芸術コンクールの昆劇部門で優勝致しました。そして音楽祭は、2015年ショパン国際ピアノコンクールで優勝したばかりの韓国人ピアニスト、チョ・ソンジンを招き、真のジャズファンの皆様には、あの名音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズが、地球上で最も才能のある一人と言う18歳のジャズギタリスト、アンドレアス・ヴァラディの演奏をお届けします。彼のプラハデビューは、素晴らしい舞台であるフォーラム・カルリーンにて、5月30日に行われます。カレル4世に捧ぐ
2016年は、カレル4世生誕700年の記念すべき重要な年であることを、プラハの春も忘れてはいません。5月18日は、聖アネシュカ修道院にてカレル4世時代の音楽をティブルティーナ・アンサンブルの演奏でお届けします。その翌日には、ベルギーの素晴らしいアンサンブル・グランドラヴォアが、15世紀キプロス音楽という珍しいプログラムを引き提げ登場します。プラハの春2016デビュー
2016年のプラハの春デビューは、2015年ザルツブルグ音楽祭指揮者コンクール及び2014年ドナテラ・フリック指揮者コンクールファイナリストのイジー・ロジェニュに託します。それをアシストするのが、2015年プラハの春国際音楽コンクールで優勝し、2014年ジュネーブ国際コンクールでも入賞を果たした18歳の若き素晴らしい韓国のフルーティスト、キム・ユビンです。ロマン派音楽の変容
室内楽ファンには、第3回となる室内楽な週末を「ロマン派音楽の変容」と題しお届けします。チューリッヒ歌劇場で活躍するマルチナ・ヤンコヴァが、ピアニストのジェラルド・ワイスと登場する他、プラハ・グァルネリ・トリオ、ボストン交響楽団の首席クラリネット奏者トーマス・マーティン、ハーピストのカテジーナ・エングリホヴァ、ファーマQ、ヴァイオリニストのイヴァン・ジェナティー、2012年ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝したアルミーダ・カルテットなどが出演します。今年度もご来場頂けますお客様には、芸術家の家・ルドルフィヌムのドヴォルザークホールやスークホール、新市庁舎ホール、リヒテンシュタイン宮殿、聖アネシュカ修道院といった、非日常的でとても素敵なコンサート会場をお楽しみ頂けます。第71回プラハの春国際音楽祭は、チェコ共和国大統領御用の元、開催されます。