ドゥフツォフのカサノヴァ祭
ドゥフツォフ城は、ジャコモ・カサノヴァが図書館司書として13年間働いていた場所として知られています。その名を冠したジャコモ美術館では、非常設展示会が開催されており、また城内のカフェは、公園、そしてクルシュネー山地と、その峰に沈む夕日の素晴らしい眺めを、ゆったりと鑑賞するのに絶好の場所となっています。 ドゥフツォフ城のカサノヴァ祭は、ジャコモ・カサノヴァが、馬車に乗って城に到着するところから始まります。その後中庭では昔の民芸市、剣士のショー、城の馬の調教、馬のファイヤー・ショー、城の鷹匠による鷹・鷲のショー、馬車による周遊、そして壮快な鼓手の行進などなど、様々なプログラムが進行していきます。 祭りの終わりには、ジャコモ・カサノヴァが城のバルコニーから恒例の別れの挨拶をし、最後に盛大な打ち上げ花火で閉幕となります。