トゥルノフ民芸市は、そのルーツを15世紀までたどることができる、非常に伝統ある市場です。近年、この中世の工芸市の伝統が復活、自然保護区チェスキー・ラーイ内に位置する町、トゥルノフの中心街で毎日開催されるようになりました。市場は伝統民芸の豊かさを紹介する場であるとともに、フォークロア・グループ、アーチスト、あるいは音楽、演劇グループが集まる場としての役割も果たしています。工芸市ではチェコ国内の様々な地方、あるいは外国の工芸家の作品がみられますし、フォークロア、フォーク音楽、チェコ伝統の吹奏楽、ユーモア・ショー、ダンスなども楽しめます。民芸市主催者は、現代の生活様式に合った新たなトレンドにアピールし、伝統的な民俗文化、芸術を復活、これを現代音楽・芸術のインスピレーションに利用することを世間一般に広め、最終的には環境にやさしい材料利用、そして健康的な生活様式への回帰にも結び付けることを目的として、出演するフォークロア・グループ、アマチュア劇団、ダンス・チーム、工芸家を毎回厳選しています。