ヤクプ・フルーシャ

現在、バンベルク交響楽団の首席指揮者、チェコ交響楽団の首席客演指揮者、更に伝説と言えるローマのサンタ・チェチーリア国立音楽院交響楽団の首席客演指揮者として活躍しています。

「人々は、こんな小さな国から世界の偉大な作曲家たちに名を連ねる素晴らしい作曲家たちが排出されていることに驚く。」と祖国チェコについて語っています。

1981年ブルノ生まれ。チェコ交響楽団の首席指揮者であった有名なイジー・ビエロフラーデクが教鞭をとる、プラハ音楽アカデミーで指揮を学ぶ。専門家たちは、18世紀から20世紀の巨匠たちの作品解釈、またベドジフ・スメタナから現代にいたるまでの著名な作品・あまり知られていない作品の解釈も大変素晴らしいと評価しています

2020年には栄誉あるBBCミュージックマガジン賞で2賞を受賞。ドイツの有名なオーパス・クラッシック賞の今年の指揮者カテゴリーでも賞を得ています。また、国外でのチェコ音楽普及に尽力したとしてアントニーン・ドヴォジャーク賞も受賞。更に国内の音楽賞、エンジェル賞においてクラッシック部門で数回にわたり受賞しています。

ヤクプ・フルーシャはスメタナ200プロジェクトの後援者であり、「チェコ音楽の１年」大使でもあります。これらのチェコ音楽の祭典に際し、大変有名なスメタナのリトミシュル音楽祭 で指揮を振り、プラハの春音楽祭のルドルフィヌム、ヤナ―チェク・ブルノ音楽祭でオペラ「リブシェ」の指揮をします。