古城ホテル&贅沢な宿泊体験10選
チェコには何百もの古城、城館が存在します。その中には、一般向けに城内見学をオファーしているものもあれば、近年高級ホテル、コンベンションセンター、あるいはウェルネスクラブとして機能しているものもあります。貴方も王侯貴族の暮らしを、一度は体験してみませんか? ここではチェコ国内に点在する古城ホテルの中から、最もユニークなものを選んでご紹介しましょう。

古城ホテル・リブリツェ

リブリツェは、中央ボヘミアムニェルニーク近郊の小さな町で、ここには17世紀末から18世紀初頭にかけて建てられた美しいバロック式の城があります。今日この城はチェコ科学アカデミーの所有となっており、高級ホテルとして機能しています。加えてここには近年、ウェルネスセンターも建てられました。また現在シャトー・スペシャルとして、お買い上げ用に、地元のワインその他の特産品もオファーされています。

シャトー・ムツェリ 

中央ボヘミアに位置するいわゆるエコシック・ホテル「ムツェリ」は、プラハから車で1時間ほどのところにあります。ここはロマンチック滞在、お子様連れご家族でのご滞在、あるいはスパ・リラクゼーション、小さな結婚式などに理想的な場所。ここには正真正銘の温泉があり、そこではオリジナルのナチュラル化粧品ブランドが使用されています。またホテル内のレストラン「ピアノ・ノビレ」は、毎年アンケートでチェコ国内最高のレストランの1つに挙げられています。ここでは地元の生産者直送の、厳選された材料を使用したアラカルトの季節メニューをお楽しみいただけます。

ウェルネス・ホテル・ヴァレチ 

ヴィソチナ地方トシェビーチの近くにある小さな村・ヴァレチには、ユニークなウェルネス・ホテルがあります。宿泊用には、アンティークの家具がしつらえられた歴史的な客室、そして王侯風スイートが用意されています。ここでは特にサウナが有名で、一般にサウナ村と呼ばれる場所には、静かな城の広場、頭上のきらめく星という舞台の中、暖気漂う5軒の木造小屋が立っています。またベニス・ドームと呼ばれる建物の中にもサウナが設えられおり、施設内には合計9タイプのサウナがあります。またこれに付随して、クールダウン用のリラクゼーション・ゾーンもいつくか用意されています。

シャトー・ヘラーレツ 

やはりヴィソチナ地方、プラハブルノを結ぶ高速道路D1号のちょうど真ん中あたりの場所に位置しているのが、5ッ星ホテルのシャトー・ヘラーレツです。ここは、チェコ国内最初のロクシタン・スパ・ホテルで、それだけに最大限のリラクゼーション体験と快適さが保証されています。特に人気が高いのが、シレンサリウムと呼ばれるリラックス・ゾーンで、ここでは本を片手に、窓から外の大自然を眺めながら、静かな休息のときを過ごすことができます。またシャトー・レストランとカフェも非常に高い評価を受けています。

ロウチェニュ城での宿泊体験 

ロウチュニェ城は、中央ボヘミア地方、プラハから北に行ったところに位置します。ここではいくつかのタイプの宿泊施設が用意されていますが、ラグジュアリー滞在にこだわる方には、城の本館内に位置する3つのスイートの中からお選びいただけます。また城本館横の歴史的な建物はシャトー・ホテル・マキシミリアンとなっており、さらに敷地内には「アレクサンドル公の家」もあります。後者は完全に独立した建物となっていますので、プライバシーが100%保証されます。ホテル内ではもちろんプール、そして高級レストランもご利用いただけます。

ドロウハー・ルホタ・エステート 

ドロウハー・ルホタ・エステートは、中央ボヘミアのプシーブラム近郊、ブルディ丘陵の近くにあります。ここは今日ウェルネス&コンベンション・ホテルとして機能しており、敷地内には何種類かのサウナのほか、12メートルの流れる温水プールが用意されています。またウェルネス後には、エステート・ホテルのシャトー・レストランでのお食事も是非ご堪能ください。このレストランは、チェコの田舎風コンセプトと、現代グルメ傾向とをミックスしたものとなっており、その料理の材料は、地元の農家から仕入れた質の高いもののみに限定されています。

シャトー・ハヴェル 

シャトー・セント・ハヴェルは、プラハ市内のウェルネス&ゴルフ・ホテルで、周囲に英国風公園と池を擁する美しい場所に立つ、ネオゴシック式の城を改築して造られたものです。そのレストランは特に評価が高く、伝統的なチェコ料理に現代グルメのタッチを加え、バラエティに富んだ、軽く、洗練されたメニューは、人気の的となっています。貴方も是非お試しください。期待どおりのグルメ経験ができること、間違いなしです。

シャトー・ホテル・クライン 

モラヴィア地方、イェセニーキヴェルケー・ロスィニ近郊に最近オープンしたのが、シャトー・ホテル・クラインです。建物自体は歴史を感じさせるものですが、王侯並みのケアにより快適さは保証付き。プール・ウェルネス、マッサージ、ヨガなどのほか、改築・新装した美しいレストラン空間、あるいはシャトー・ワインケラーもご堪能いただけます。

ラトムニェジツェ城 

中央ボヘミア南ボヘミアの境目に位置する町・ラトムニェジツェは、同名の城を擁しますが、この城は現在ホテルとして、観光客に休息の場を提供しています。このホテルの自慢はユニークな屋外バイオプール、そして季節料理をオファーするレストラン・セコイアです。

ドブジーシュ城 

ドブジーシュ城は、中央ボヘミア地方、プラハからそれほど遠くないところにあります。ロココ式の城の建物の北翼全体がホテルとなっており、ラグジュアリーなツインルーム10部屋およびスタイリッシュなウェディング・スイートが用意されています。城には65ヘクタールの広大な公園が付随しており、城の建物のそばには、英国風公園に隣接してフランス庭園がみられますが、この庭園内のオランジェリーは最近大規模な修築を経て再びオープンしました。