Ahoj!
みなさんお元気ですか?
ワーキングホリデービザでチェコ共和国の首都プラハにやってきたしもしょーです。
世界各国と同様に、ここチェコ共和国でもコロナウイルスの影響で生活が一変しました。
しかし欧州の中でもトップクラスに早い政府の対応と、そのルールをしっかりと守る国民のおかげで大きな混乱はなく、静かな日常が過ごせています。
私自身はというと、ご覧の通り観光客がいないためガイドの仕事も当然なく、いつまでこの国にいられるだろうか…といった状況です。
ですのでせめて、このブログを通して未来のワーホリ渡航者のお役に立てるよう頑張りますね。
今回はワーホリ生活で一番重要と言っても過言ではない「家探し」と最初の壁「外国人警察登録」についてご紹介します。
なお私自身の体験が元になっていますので
・プラハに住む場合を想定
・フラットシェア(個人の寝室、キッチン等は共有)に住む予定
・100%これが正解という訳ではない
という3点、ご留意ください。
1.家探しの方法
家を探す方法は主に2つ
・賃貸情報サイトから
・Facebookのコミュニティから
があります。
結論からいうと圧倒的に後者がオススメです。
私が最初に家探しをした時はFacebookコミュニティの存在を知らず、賃貸情報サイトから探しました。
また最近引っ越しをしたのですが、その際はFacebookから物件を見つけました。
なぜ後者がオススメなのか、そのメリット・デメリットをご紹介します。
Facebookのメリット
・物件数が多い
・仲介業者を挟まないため手数料を取られない
・賃料も比較的安い
Facebookのデメリット
・個人間での契約になるのでトラブルが起きたらめんどくさい
・メッセージの返信が遅いorこない場合も多々
・部屋の不具合等への反応がオーナーによってまちまち
といった具合です。
反対に賃貸情報サイトは
・賃料高い
・仲介手数料がかかる
・めんどくさい契約手続き
・契約期間の厳しい縛り
などデメリットしか感じませんでした…
↑最初の部屋の契約はこの会議室でオーナー・仲介業者3人が立ち合いのもと厳かに行われました。
具体的なFacebookのオススメコミュニティ名を挙げると
「Flat Rent Prague (no agency fees)」
「Prague Rent a room/house/apartment/flat/accommodation/Long/short-term」
辺りを抑えておけば大丈夫かと。
また
「チェコ日本会 - チェコ掲示板 - Czech Japan community」
でもたまにお部屋の紹介があったりするので聞いてみるのもいいかもしれません。
物件に限らず様々な情報を日本語で得られるので、ぜひ入っておくべし。
※注意
「チェコに物件を持っていて、海外に在住している」と言うオーナーが、ネットで広告を出していることがあります。
先に入金してくれたら、鍵を渡す、入室方法を知らせる、契約書を送るなどと言って、お金を持ち逃げするそうです。
家が決まっていない不安から急いで入金してしまう気持ちもわかりますが、基本的には内見時に顔を合わせるまでお金は払ってはいけません。
お気をつけて。
2.家探しにかかった期間
次にどれくらいの時間がかかるかについてのお話。
昨年のNZでの経験から「必ず内見をしてから決める」と強く決めていた私は、日本で目星をつけ内見のアポをいくつか取り付けて、現地到着後1週間は安宿に泊まりながら内見三昧という作戦に出ました。
結果的にこの作戦、方向性は悪くありませんでしたが、1週間というのが少し物足りなく結果少し妥協した物件を選んでしました。
実際に内見を重ねると
・写真で見た部屋と違う
・サイトで示されていた料金と違う
なんてことがザラにありましたので必ず内見はしましょう。
「家がない」というのは精神的にも不安になりますし、どうしても早く決めたいという想いが先行しがちです。2週間程度は余裕を持ち、現地で実際に足を運びながら探すのが賢明かと思います。
3.家賃や初期費用について
契約の際に必要なお金については
・最初の1ヶ月分の家賃
・家賃1ヶ月分のデポジット(退去時に問題なければ返却)
・仲介手数料(Facebookで要らない物件を選びましょう)
となっています。
支払いは基本的にチェココルナでの銀行振り込みが主流のようです。日本から資金を持ってくる際はそれを見越して計算しておきましょう。
実際に私が住んだ2部屋の内装と家賃をこちらの動画でご紹介してるのでぜひご覧ください。
チャンネル登録もしていただけると嬉しいです。
日常FLIX ⇒https://youtu.be/N7BlJwMjowI
4.外国人警察登録について
家探しの次に立ちはだかる壁「外国人警察登録」です。
何より情報が少なく私自身非常に苦労しました
正直今でもよくわかっていない部分が多いので、とりあえず私の体験を時系列に沿ってお話します。
①プラハ到着後2日後に外国人警察署(The Department of Foreign Police in Prague 住所:Olšanská 2176, 130 00 Praha 3-Žižkov)を訪れる。
外国人警察署なのに英語がほぼ通じず焦るが、先述したとおり当時は安宿に泊まっていたため、宿が代わりに登録をしてくれていたということが辛うじて判明。
住所が決まったら、地区ごとに違う役所へ行ってくれとのこと。
↑この紙を指差しながらボディランゲージで通じ合いました。
②渡航1週間後、新居が決まったその契約時に仲介業者から渡された住所登録の申請用紙に記入。
しかしそれは業者側から役所に提出する分で、住民である私も別で役所に行かなければならないとのこと
③警察署で見せてもらった紙を参考に役所へ。
日本の銀行にあるような機械を操作して順番待ちした後(2時間くらい待ちました…)窓口へ。パスポートと新居の住所が確認できる書類を持ちこんだので比較的スムーズに手続きは終了。担当者も英語が話せるので特に苦労はありませんでした。(英語力もそこまで必要じゃありません)
役所の様子
また、ビザ取得時に在日チェコ大使館より配布される「外国人警察登録のお願い」には日本語だけでなくチェコ語も併記されているので、各手続きの際に先方に見せると意思疎通に一役買ってくれることでしょう。
プラハ限定の、また実体験に基づく情報なのでみなさんに当てはまるかはわかりませんが、少しでも助けになればと思います。
終わりに
今回ご紹介した場所やYoutubeチャンネル「プラハの日常FLIX」で訪れた場所を、Google マップのマイマップという機能を使ってまとめてみました。
自宅旅行っぽい雰囲気が味わえるかもしれません。
https://drive.google.com/open?id=1Q86BxDtWYSzBL2ni6W5unrf9VMoQAB9m&usp=sharing
まだまだ収束の見通しがつかないコロナパンデミック。そんな時期にここプラハに来たことも何かの運命なのかなと最近は感じています。
日常に潜む小さな幸せを大切に拾いながら、健康第一にこの苦境を乗り越えましょう。
プラハより、愛を込めて。
著者紹介
しもしょー
市役所職員を辞め、昨年ニュージーランドにて初ワーホリ。その頃ちょうど始まったチェコワーホリに運命を感じ渡航。世界中のおもしろいガイドさんと日本人旅行者を繋げるサービスの立ち上げを目指し奮闘中。その前にまずは自分が真の「プラハっ子」となるべく日々生活を楽しんでいます。その様子をYoutubeに投稿しているのでぜひご覧ください。こっちに来て最初に学んだチェコ語は「AKCE」です。
ウェブリンク:「プラハの日常FLIX」