2028年欧州文化首都の候補地としてチェコから2都市が選出
ブロモウフとチェスケー・ブジェヨヴィツェは2028年の欧州文化首都のタイトルをかけて競い合う都市です。10月14日にプラハにて、国際審査委員長のエルゼ・クリステンセン=レツェポヴィッチ氏により、最終候補都市が発表されました。ブルノとリベレツも応募しており、審査員は、上記にこれらを加えた4都市から選出しました。優勝都市は来年に決定される予定です。チェコ政府観光局は、最終選考に残ったすべての都市を世界中に紹介する予定です。
欧州連合(EU)は、1つまたは複数の自治体に1年間の欧州文化首都の称号を授与しています。12ヶ月間、その都市がどのような文化的生活を送り、どのように発展しているかをヨーロッパに紹介することができるのです。本日発表されたブロモウフとチェスケー・ブジェヨヴィツェの両都市は、最終選考に進むことができ、大変光栄に思っています。 
 
「旅なんです。巡礼の旅です。信じられません。私たちは、自分たちの街や地域を発展させ、ヨーロッパとつながる方法を探すのです。」と、Broumovsko開発局の創設者であるヤン・シュコルニーク氏は、喜びを込めて語っています。 

チェスケー・ブジェヨヴィツェの議員、ユライ・トマは、チェスケー・ブジェヨヴィツェの決勝進出について 「とてもうれしい。私は最初から成功すると信じていました。」 と熱狂的に語りました。 
 
チェコではすでに、プラハとプルゼニュが欧州文化首都になっています。この称号は、称号が有効な年の将来のためのプログラムに基づいて都市に授与され、文化遺産や現在の文化的な提案は考慮されません。
 
チェコ政府観光局のヤン・ヘルゲット局長は、「今年の目標は、欧州文化首都選考会の最終選考に残ったすべての候補地を世界に紹介することです。このタイトルは、最終的に優勝した都市に大きな宣伝効果と多くの観光客をもたらしますが、この機会を利用して、他のファイナリストも世界に紹介しなければなりません」と述べ、「欧州文化首都の称号は、経済的に大きな利益をもたらします。平均して、住民一人当たり4.5%という驚異的なGDPの増加をもたらします。その効果は文化年の2年前から始まり、文化年終了後5年まで続きます。インフラへの投資、プログラム自体、そして特に国内外の観光客の流入によって経済が強化されるのです。」と付け加えました。 

(※出典:2019 Impact Study prepared for the European Parliament)